「国鉄キハ185系気動車」の版間の差分

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** 運転台とトイレ、洗面所を持たないため、両端には、車体後部にラッピングを施したキハ185形0番台(11・12)を連結して運転される<ref group="注">運用の都合により、別の塗装のキハ185形0番台が連結されることがある。</ref><ref group="注">この両端に連結されるキハ185形0番台は、原則として締切状態とされ、客扱いは行わないが、団体によっては普通車として使用することもある。</ref>。
** 2016年に-4は運用を終了、後述の「四国まんなか千年ものがたり」2号車に再改造された。
** 2017年4月5日 - 8日にかけて、-8は[[近畿日本ツーリスト]]と[[クラブツーリズム]]が主催した『四国クルーズ列車でぐるり四国めぐり』ツアーで、[[高松駅 (香川県)|高松]] - [[多度津駅|多度津]]間を[[予讃線]]→[[土讃線]]→[[予土線]]→予讃線経由で4日間かけて運転された<ref>[http://railf.jp/news/2017/04/08/203000.html 「四国クルーズ列車」運転] - [[交友社]] 『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』railf.jp 鉄道ニュース 2017年4月8日</ref>。
** キロハ186-4・8→キロ186同番号(改番なし)
* キロ186形1000番台 (Ms)
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キハ185系のうち2両(キハ185-4・キハ185-1012)を改造し、臨時特急列車「[[A列車で行こう (列車)|A列車で行こう]]」専用車両としている。車両デザインは[[水戸岡鋭治]]が担当した。なお、この車両は豊肥本線の特急「[[九州横断特急#あそぼーい!|あそぼーい!]]」の車両改造工事が終わるまで運行されていた「阿蘇ゆるっと博号」に充当されていたものである<ref>[http://railf.jp/news/2011/03/20/143900.html 特急“阿蘇ゆるっと博号”にラッピング車] - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2011年3月20日</ref>。
 
「16世紀[[大航海時代]]のヨーロッパ文化」と「古き良き“あまくさ”」をテーマにしたというデザイン<ref name="concept">{{PDFlink|[https://web.archive.org/web/20120330212749/http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/78fb5e999a02c1b9492578ee0036cfce/$FILE%24FILE/%E7%89%B9%E6%80%A5%E3%80%8C%EF%BC%A1%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%81%A7%E8%A1%8C%E3%81%93%E3%81%86%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B特急「A列車で行こう」の魅力.pdf 特急「A列車で行こう」の魅力] - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2011年8月16日}}([[インターネットアーカイブ]])</ref>は黒とゴールドのツートンカラーで、車内は[[教会]]などをイメージしたという[[バー (酒場)|カウンターバー]]やステンドガラスで彩られる。
 
定員は1号車28人、2号車56人の計84人で、全席[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[座席指定席]]で運行される。1号車にはソファーやベンチのほか、カウンター形式のバー「A-TRAIN BAR」が設けられている。2号車には4人用セミ[[コンパートメント席]]が4区画設置されている<ref>[http://rail.hobidas.com/news/info/article/127695.html JR九州 三角線に観光特急列車] - 『鉄道ホビダス』[[ネコ・パブリッシング]] 最新鉄道情報 2011年5月17日</ref>。バーでは[[ビール]]や[[ハイボール]]のほか、当列車限定のオリジナル[[カクテル]]などといったアルコール類が提供されている。車内での演出として、BGMに[[向谷実]]アレンジによる[[ジャズ]]の[[スタンダードナンバー]]「[[A列車で行こう (ジャズ)|A列車で行こう]]」などが用いられている<ref name="concept"/>。
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* キロ185形(Msc)
** 1両(26)※改番はされていない。
*** 車体色はアンパンマントロッコの[[国鉄キハ32形気動車#キクハ32形|キクハ32-502]]の塗装に合わせ、内装も[[リクライニングシート]]を撤去の上[[鉄道車両の座席#クロスシート(横座席)#ボックスシート|ボックスシート]]風の座席を新設したものとなっている。このリニューアルに合わせ、グリーン車へ格上げされた。[[2015年]][[3月21日]]より営業運転に投入<ref>[https://web.archive.org/web/20150402093752/http://jrshikoku.blog.fc2.com/blog-entry-524.html アンパンマントロッコが新しくなるよ!] - JR四国客室乗務員でございます(2015 2015年3月20日(インターネットアーカイブ)</ref>。
 
===== 「アイランドエクスプレス四国II」仕様車 =====
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* 九州横断特急とゆふ用の車両は[[大分鉄道事業部#大分車両センター|大分鉄道事業部大分車両センター]](分オイ)に、A列車で行こう用の車両は[[熊本鉄道事業部#熊本車両センター|熊本鉄道事業部熊本車両センター]](熊クマ)に配置。ただし、運用は久大本線系統・豊肥本線系統・三角線系統で分離されている。
*2018年6月より、「ゆふ」・「九州横断特急」用の塗装を統一した、「AROUND THE KYUSHU」デザインに逐一変更している<ref>{{Cite news|title=特急"ゆふ"で塗装統一編成が運用中|date=2019-6-10|url=https://railf.jp/news/2019/06/10/160000.html|accessdate=2019-7-29|newspaper=鉄道ニュース(鉄道ファン・Railfrailf.jp)jp|agency=交社}}</ref>。
**[[豊肥本線]]系統:「[[九州横断特急]]」
*** 2011年3月 - 5月末までは観光特急「[[九州横断特急|あそぼーい!]]」の代走として「阿蘇ゆるっと博号」に使用された。
*** 2016年3月25日までは[[肥薩線]][[人吉駅]]まで乗り入れ、特急「[[九州横断特急]]」の熊本駅-人吉駅間及び特急「くまがわ」にも使用されていた。
**[[久大本線]]系統:「[[ゆふ (列車)|ゆふ]]」<ref group="注">「ゆふいんの森」等の他の気動車特急の代走も含む。</ref>
**[[三角線]]系統:「[[A列車で行こう (列車)|A列車で行こう]]」 - 改造された特別仕様編成(キハ185-4 + キハ185-1012)が使用される<ref>[http://railf.jp/news/2011/10/09/155700.html 特急“A列車で行こう”が営業運転を開始] - 交友社 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2011年10月9日</ref>。
 
==== 所有車両 ====
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* 1986年10月5日、特急しおかぜ安全祈願列車として[[松山駅 (愛媛県)|松山駅]]から[[宇和島駅]]を往復、宇和島駅では[[和霊神社]]による[[地鎮祭|安全祈願]]が行われた。往路は[[内子駅|内子]]経由だったが、復路は優等列車の運転がすでになくなっていた[[伊予長浜駅|伊予長浜]]経由で運転された。
* 落成間もない1986年10月12日には、[[団体専用列車]]「'''坂出市民号'''」として[[坂出駅|坂出]] - 坂出港間の予讃本線貨物支線に入線し、同年11月1日に廃止<ref group="注">[[1984年]][[2月1日]]より列車の運行はなかった。</ref>された同線の最後を飾っている。
* JR四国が発足した1987年4月1日に、高松駅を0時50分に発車していた急行「うわじま1号」に所定であればキハ58系が使用されるところをJR四国発足後の1番列車として特別にキハ185系が使用された<ref>[http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2002%2027%2002.pdf 四国デスティネーションキャンペーン開催記念 団体貸切列車を利用した旅行商品の発売について] - 四国旅客鉄道ニュースリリース 2017年2月27日</ref>。
* 1989年夏から1990年春の間、2000系試作車「TSE」が故障や試験、[[日本の鉄道車両検査|検査]]などで運用を外れたときに[[臨時列車]]の「南風」51号・52号、「しまんと」51号・52号に2両または3両編成で使用された。これに伴い「南風」5号が[[坪尻駅]]で「南風」52号の通過待ちをするなど、一部ダイヤの変更も行われた。
* 1990年頃、[[踏切障害事故|踏切事故]]の被害を受けたキハ185-8が中間車代用として使用された。[[前照灯]]、[[尾灯]]、[[排障器]]が撤去されており、運転席スペースは車販準備室として使用されていた。しばらくして元通りに復旧された。
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* 2008年6月16日に[[高徳線]]で通常は[[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ47形]]が運用に入る普通列車(高松発徳島行317D)が車両故障を起こしたためにその代走として急遽、本系列の特急仕様車が2両編成で普通列車として運用された。また、大雨による線路脇の土砂崩れで牟岐線が不通となった際にも通常はキハ47形などで運用される普通列車の突発代走に当系列が牟岐線や[[鳴門線]]で運用されることもあった。
* 2009年10月18日、国鉄色のキハ185系3両(キハ185-26、キハ185-1014、キハ185-20)を使用した[[リバイバルトレイン]]「リバイバル・南風1986」が運行された。このうちキハ185-1014はJR四国色であるため、カッティングシートを貼り付けることで国鉄色を再現した<ref>[http://railf.jp/news/2009/10/19/173100.html “どつぼ列車「リバイバル・南風1986」”運転] 交友社 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2009年10月19日</ref>。
* 2012年には、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の被災地復興支援のために、JR四国、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)、[[日本貨物鉄道]](JR貨物)共同により、「アンパンマントロッコ」を東北・関東各県で運行することとなり、控車としてキハ185-26が使用され、同年3月24日より運行を開始した<ref>{{PDFlink|[httphttps://www.jreast.co.jp/ap-trainpress/index2011/20120203.htmlpdf 子供たちに笑顔を!! 震災からの復興に向けて「アンパンマントロッコにのろう」を運転!]}} - 東日本旅客鉄道 2012年2月7日</ref>。列車は[[常磐線]]では[[JR貨物EF510形電気機関車#500番台(JR東日本所属車)|EF510形500番台]](「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」色)の牽引、それ以外の路線では[[国鉄DE10形ディーゼル機関車|DE10形]]のプッシュプルでの牽引となっている<ref>[http://railf.jp/news/2012/03/27/150000.html 『アンパンマントロッコにのろう!』運転開始] - 交友社 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2012年3月27日</ref><ref>[http://railf.jp/news/2012/06/03/070300.html 『アンパンマントロッコ』が常磐線で運転開始] - 交友社 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2012年6月3日</ref>。
* 2015年3月22日に[[予土線]]で通常は[[国鉄キハ32形気動車|キハ32形]](海洋堂ホビートレイン車)が運用に入る普通列車(4820D、4825D)が車両故障を起こしたためにその代走として他のキハ32が運用に入り、そのキハ32の代走として丁度その時間帯に運用が無かった3100番台が2両編成で普通列車として運用された。予土線江川崎以東にキハ185が普通列車で入線するのは今回が初と思われる。
* 過去に予讃線・土讃線では以下のケースなどで本系列の特急仕様車が運用に就いたことがある。
**2008年3月15日のダイヤ改正まで高松 - 阿波池田間の普通列車(高松行は快速「[[サンポート]]」)に運用されていたキハ58・65形が車両故障などを起こした際、ごく稀ではあったがその代走で本系列の特急仕様車が充当された。
**2016年8月13日と翌14日には高松 - 琴平間で[[瀬戸 (列車)|サンライズ瀬戸]]の琴平延長時における土讃線内の電化容量逼迫の対策で通常は電車として運行の普通列車を、土讃線内におけるサンライズ瀬戸の運行前後の2往復<ref group="注">高松→琴平2本、琴平→多度津(多度津→高松は回送)と琴平→高松の各1本で、高松→琴平は実質高徳線からの直通運転。</ref>に限って気動車が代走するが、うち1往復の代走に本系列の特急仕様車が充当された(同様の列車は、翌2017年8月12・13日にも運行された。)<ref group="注">通常の気動車による代走では[[JR四国1000形気動車|1200形]]・[[JR四国1500形気動車|1500形]]にて運行されるが、この日は1200形・1500形が[[徳島市阿波おどり|阿波おどり]]や[[さぬき高松まつり]]の花火大会開催による多客輸送で生じた車両不足に伴い、琴平行は本来の気動車代走を行わない通常と同じく高松始発にしたうえで代わりに当系列を充当した。</ref><ref>[http://railf.jp/news/2016/08/15/201000.html 土讃線でキハ185系による普通列車運転] - 交友社 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2016年8月15日</ref>。