「ユニオン映画」の版間の差分

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日活の江守清樹郎の他、内紛で東映を退社した[[今田智憲]]は有田の誘いで取締役に迎えられ<ref>大下英治『小説東映 映画三国志』徳間書店、1990年、pp.293、297</ref>、[[大映]]を出て[[日本ドリーム観光#事件|日映事件]]に関わった竹内源三郎も東映を経て社長を務めるなど、映画会社の出資は受けていなかったが映画人が経営に参加。事業目的には劇場映画の製作も掲げられた<ref name="石井" /><ref>安倍道典『昭和思い出の記 大映テレビ独立の記録』講談社出版サービスセンター、2005年、p.213</ref>。
 
主要株主だった日本テレビからは、野崎一元(野崎元晴)が社長に<ref>志賀信夫『昭和テレビ放送史 上』早川書房、1990年、p.167</ref><ref>能村庸一『実録テレビ時代劇史 ちゃんばらクロニクル1953-1998』東京新聞出版局、1999年、p.198</ref>、松本紀彦<ref name="日テレ社史" />や小坂敬が専務を務め、日本テレビの番組を中心に制作していたが<ref name="石井" />、後に株式売却により日本テレビとの資本関係を解消<ref>[http://www.ntv.co.jp/ir/library/result/pdf/13_4q_2.pdf 企業集団等の概況] 日本テレビ公式サイト内</ref>。大株主の日本クラウンが第一興商の資本系列下に入り、ユニオン映画も第一興商グループ入りし、2004年3月現在には日本クラウンが15万1千株で筆頭株主、続いて[[第一興商]]が14万株、電通が4万株の株主構成に<ref>『会社総鑑 未上場会社版 下巻 2005』日本経済新聞社、p.6427</ref>、2009年には株主5名のうち、第一興商が29万株で筆頭株主に電通が4万株という構成で<ref>『帝国データバンク会社年鑑 東日本 2010年90版』p.1997</ref>、第一興商の子会社となっている<ref>[http://www.dkkaraoke.co.jp/stockinfo/financialinfo/ajaxfiles/pdf/13971493.pdf 決算のご報告 ECHO発行 - 第一興商] 第一興商公式サイト内 2013年9月30日</ref>。
 
[[1970年代]]に人気になった作品には『[[気になる嫁さん]]』『[[パパと呼ばないで]]』『[[雑居時代]]』『[[気まぐれ天使]]』など[[石立鉄男]]主演の一連のホームコメディドラマ(石立ドラマシリーズ)や<ref>[[杉田かおる]]、[[松木ひろし]]「石立鉄男を語ろう」『週刊現代』2012年8月16日号、p.160</ref><ref>対談[[泉麻人]]、上滝徹也「僕らが好きなあのドラマ」『週刊現代』2011年7月16日・23日合併号、p.173</ref><ref>『テレビ夢50年 番組編4 1981-1988』日本テレビ放送網、2004年、p.72</ref><ref>『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年、p.233</ref>、『[[俺たちの旅]]』<ref>読売新聞芸能部『テレビ番組の40年』日本放送出版協会、1994年、pp.183-186</ref><ref>岡田晋吉『青春ドラマ夢伝説 あるプロデューサーのテレビ青春日誌』日本テレビ放送網、2003年、p.134</ref><ref>『TV青春白書 僕たちの卒業アルバム』東京ニュース通信社、1995年、p.186</ref>、『[[ゆうひが丘の総理大臣]]』などの[[中村雅俊]]主演の青春ドラマがある。