「モール (ラグビー)」の版間の差分
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ボールを保持したままモールを押し込む「ドライビングモール」などのバリエーションも見られる<ref>{{cite web|url=http://www.mbs.jp/rugby83/game/frame33.html|title=第83回全国高校ラグビー大会【試合詳細】【２回戦】花園第3グラウンド（03/12/30）|author=毎日放送|accessdate=2011-09-10}}{{リンク切れ|date=2017年10月}}</ref>。
==
競技規則第16条第1項から第3項までに定義があり{{Sfn|競技規則|2019|p=73}}、以下の3要素が必要になる。
# モールは 、フィールドオブプレー内でのみ行われる 。
# モールは 、ボールキャリアーと各チームから少なくとも1名ずつのプレーヤーが互いにバインドし 、立ったままの状態になることで成立する。
# 形成されたモールは 、ゴールラインの方向へ前進していかなくてはならない 。
従って、少なくとも「ボールキャリアー（ボール保持者）」と「ボールを持たない味方チームの選手」と「ボールを持たない相手チームの選手」の3名以上が加わる必要があり、ボールキャリアーと相手が1対1で組み合う状態はモールとは成らない。
形成されたモールに後から選手が加わることもできるが、この場合はオンサイドの位置から加わると共に、モールの最後尾の選手にバインドしなければならない（競技規則第16条第7項a及びb{{Sfn|競技規則|2019|p=74}}）。また、頭と肩が腰より低くなってはいけない（競技規則第16条第7項c{{Sfn|競技規則|2019|p=74}}）。
== モールにおける反則 ==
* モール内で故意に倒れようとすること。（モール・コラプシング、競技規則第16条第9項{{Sfn|競技規則|2019|p=74}}）
* モールに飛びかかったり、あるいはモールを故意に崩そうとすること。（モール・コラプシング、競技規則第16条第11項a{{Sfn|競技規則|2019|p=74}}）
* モールを構成する選手を無理に引き離そうとすること（
* モールの横または前方からモールに加わろうとすること。（[[オフサイド]]、競技規則第16条第5項{{Sfn|競技規則|2019|p=74}}）
* モールに参加しない状態でモールの横または前方で待機すること。（
== モールの終了 ==
次の状態になったときはモールが終了し、オープンプレーに移行する。（競技規則第16条第16項{{Sfn|競技規則|2019|p=75}}）
*
* ボールが地面についた。
*
* ボールがゴールラインを超えた。→インゴールプレー（競技規則第21条{{Sfn|競技規則|2019|p=107-109}}）として継続。
また、次の状態になったときもモールが終了する。（競技規則第16条第17項{{Sfn|競技規則|2019|p=75}}）
* モールが自然に崩れたとき。→プレー継続▼
* モールの状態で反則があったとき。→[[フリーキック (ラグビー)|フリーキック]]または[[ゴールキック_(ラグビー)#ペナルティキック|ペナルティキック]]で再開。
* モールでの前進が5秒以上止まったとき。→[[スクラム (ラグビー)|スクラム]]で再開。
* モールの状態のままタッチラインを割ったとき。→[[ラインアウト]]で再開
▲* モールが自然に崩れたとき。→プレー継続
* モール内でボールを持っていた選手が倒れたとき。→そのまま[[ラック (ラグビー)|ラック]]となり再開する。
== 脚注 ==
{{
== 参考資料 ==
* {{Citation|和書|url=http://laws.worldrugby.org/downloads/World_Rugby_Laws_2019_JA.pdf |title=競技規則 Rugby Union 2019 |format=PDF |publisher=[[日本ラグビーフットボール協会]] |accessdate=2019-09-21| refs={{SfnRef|競技規則|2019}} }}
{{Commonscat|Maul (rugby)}}
{{Rugby-stub}}
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