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'''九卿'''(きゅうけい)は、古代[[中国]]における[[官職]]の呼び名。
 
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の孤卿を合わせて九卿と称した。
 
[[秦]][[前漢]]においては、
*[[太常]](奉常)
*[[光禄勲]](郎中令)
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*[[少府]]
*[[執金吾]](中尉)
の中[[二千石]]の官が九卿と呼ばれ、また主爵都尉など中央の[[二千石]]の官もしばしば九卿と呼ばれている。[[後漢]]においては執金吾は「卿」と呼ばれておらず、太常から少府までの九つを九卿と呼ぶようになった(『[[続漢書]]』百官志四)。
 
なお、[[王莽]]は漢を簒奪し新を立てると官制を改め
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と改名した六つの官を合わせて九卿と言った。
 
その後の王朝にも後漢の九卿が引き継がれ、[[梁 (南朝)|南朝梁]]の[[天監]]7年([[508年]])になって九卿の各官名に「卿」と付けるようになった(太常卿、司農卿というように)。
 
== 参考文献 ==
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[[categoryCategory:中国の官名]]
[[Category:名数9|けい]]