削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
{{出典の明記|date=2019年9月30日 (月) 00:16 (UTC)}}
『'''あすか120%'''』('''ASUKA120%''')は、[[ファミリーソフト]]から発売された[[対戦型格闘ゲーム]]。
 
== 概要 ==
プレイアブル[[キャラクター]]が全員女性(『リミテッド』以降を除く)のいわゆる'''ギャル格闘ゲームの先取り作品'''である。[[クラブ]]対抗の予算争奪格闘大会「部対抗予算争奪メガファイト」が舞台となっており、各部員はそれぞれのクラブの特長を活かした技を駆使して戦う。
 
シリーズ化され当初は一部の[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]のみで発売されプレイキャラも6人と少なかったが、家庭用[[ゲーム機]]への移植となった[[PCエンジン]](PCE)版『マキシマ』ではプレイキャラを4人追加した上で格闘ゲームとして本格的な作り込みを見せた。
8 ⟶ 9行目:
続いて[[1996年]]には[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]](PS)へと機種を変えた『スペシャル』を発売。『マキシマ』で発覚していた各部員の性能差を埋めるべくゲームバランスの調整、同じくハードの制約から欠損が発生していた[[スプライト (映像技術)|スプライト]]の修正、一部の[[声優]]陣の交代などが行われた。更にはバランスを再調整したバージョン『スペシャルVer.2』が発売された。[[1997年]]にはPS版『エクセレント』が発売されるが、内容的にドラスティックな変化を欠き、AVG要素を取り入れたストーリーモードの導入以外は『スペシャル』のマイナーチェンジに留まった。同年には[[セガサターン]](SS)に機種を移した『リミテッド』も発売されており、グラフィックを大幅に刷新してキャラクターを大型化するなど意欲的な面も見られたが、家庭用ゲーム機としてのSS自体の低迷もあって、人気には至らなかった。なお、この『リミテッド』は当初アーケード版が先行して[[カネコ]]より発売される予定であったが、発売中止となった。そして[[1999年]]には、『リミテッド』のグラフィックを流用しつつ独自のシステムを取り入れた『ファイナル』がPSで販売された。同年には『ファイナル』のグラフィックを基にした[[Microsoft Windows|Windows]](Win)版『リターン』も発売された。
 
2段ジャンプと簡単なコマンド入力の[[必殺技]]を全キャラに採用した他に「ガードからのカウンター」、「ダッシュ技への連携」や技の「相殺システム」や「叩きつけ攻撃」、「受身」など'''シリーズ発売当時はまだ目新しい斬新な要素を多く取り入れていた'''。シリーズ初期より基本操作はボタン2つでほぼ全てのシステムが使用可能となっている(空きボタンはマクロ入力)。『スペシャル』以降の独自要素としてはゲージを一定まで溜めると表示が100%を超えて120%となり一定時間超必殺技が出し放題となるシステムがある。
 
開発は[[フィルインカフェ]]、『ファイナル』以降は[[サクセス (ゲーム会社)|サクセス]]が担当。[[キャラクターデザイン]]は[[七瀬葵]]、PS版『エクセレント』以降は[[石田敦子 (漫画家)|石田敦子]]、『ファイナル』では[[細雪純]]が担当した。作曲は全作とも[[ヨナオケイシ|与猶啓至]]が担当している。