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『大鏡』では、木を植えられるほどの巨大な筏を土台としているが、田畑を形成する年月を考慮しても現実的かは疑わしく、また、後世の作品でも「筏の上に田を作る」アイディアは見られ、漫画『[[ゲゲゲの鬼太郎]]』の作中でも描かれているが、「海水の塩(潮風)によって作物は全滅する」結果となっており、端的ではあるが、筏の上での耕作が不適切(潮風が強くて不向き)であると演出している。
 
実際、[[松木哲]]は筏の欠点を次のように述べている(後述書 p.134)。「水面に広く丸太が浮かんでいるため、移動する際に自ら受ける抵抗が大きく、重量物を載せる際、横に置いた何本かの棒などで丸太を結んでも、全体の丸太を完全には固定できないから、上に人が乗ったり、物を載せた場合に、丸木舟のように足元をしっかりさせるのは難しく、丸木舟と違って、筏の丸太の間は水密ではないから、足元に水が上がってくることがあり、<nowiki>'''</nowiki>濡れを嫌う物を載せるのに都合が悪い<nowiki>'''</nowiki>」と指摘している(『大王の棺を運ぶ実験航海 -研究編-』 石棺文化研究会 2007年 第四章 [[宇野槇敏]] p.134)。
 
=== 行軍 ===
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== 文化 ==
[[家紋]]の一つとして、筏紋・花筏紋がみられ、例として、「丸に筏紋」がある<ref>『日本家紋総覧 コンパクト版』 [[新人物往来社]] p.105.</ref>。
 
花筏という言葉は、桜の花が川に大量に散り、浮かぶ様子を表した語でもある。
 
== 脚注 ==