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'''イスラム教'''(イスラムきょう)または回回教(フイフイきょう)、回教(かいきょう)、'''イスラーム教'''、'''イスラーム'''は、唯一絶対の[[神]]([[アラビア語]]で[[アッラーフ|アッラー]])を信仰し、神が最後の[[預言者]]を通じて人々に下した(啓示した)とされる[[クルアーン]]の教えを信じ、従う[[一神教]]である。漢字圏においては'''[[回教]]'''とも呼ばれる。
 
[[ユダヤ教]]や[[キリスト教]]の影響を受けた[[唯一神教]]で、[[偶像崇拝]]<ref group="注釈">猶、いわゆる『偶像崇拝』が神像を用いた礼拝と同義であるのかを巡っては、宗教や個人により大きな開きがある</ref>を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。アッラーとは、もともとアラビアの多神教の神々の中の一柱であった<ref>前嶋信次『世界の歴史8-イスラム世界』河出書房新社、1989年、p.74</ref>が、ムハンマドがメッカを占領した際、カーバ神殿に存在した全ての神々の像を破壊し、多神教及び偶像崇拝を戒め、アッラーのみを崇拝するようになった。