「マルチリンク式サスペンション」の版間の差分

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マルチリンク式は基本的に「仮想転舵軸(仮想キングピン)を持った構造」とされているが、厳密な定義がないため「ダブルウィッシュボーンの延長線上にある形式」と書かれた資料もある。
 
996型[[ポルシェ・911]]のように、I アームとセミトレーリングアームを組み合わせたようなものでも「仮想転舵軸」が存在するので、あくまで複数(主に4本以上)のアームによって構成されたサスペンションの総称というわけではない。マルチリンクのリンク数を減らしたデュアルリンク式もマルチリンクの1種と捉えられることがあるが、こちらの採用例はあまり多くはなく、特に軽自動車に至っては[[SUBARU|富士重工(現SUBARU)]]が自社生産時代に採用していたのがほぼ唯一である
==種類==
支持アームが4本以上のものを基本的にマルチリンクとすることが多いが、2本に減らしたデュアルリンク式もマルチリンクの1例とされている。前後方向の支持剛性を有するA字型アームを、前後の平行リンクに分割してデュアルリンクにしたものである。
軽量であるとともに前後方向の適度のコンプライアンスを与えやすいというメリットがある。[[スバル・レガシィ]](初代及び2代目)、[[スバル|インプレッサ]](初代)、同社の[[軽自動車]](自社生産モデル)、[[ホンダ・ビート]]などに採用例がある。
 
== 関連項目 ==