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{{PDFlink|[https://www.npa.go.jp/pdc/notification/kanbou/jinji/jinji20130301.pdf 「警察官及び皇宮護衛官の階級等の英訳について(通達)」(平成25年3月1日警察庁丙人発第70号)]}}</ref>により従来Assistant Police Inspectorであったものを平成25年よりInspectorと改めている。
 
日本の警察組織上、警部補は中級幹部とされ管区警察学校(北海道は道警察学校)の「警部補任用科」で教育を受ける事となる。<br/>
 
軍隊等との比較では[[軍曹]](部下の少ないユニットリーダーレベル)〜[[中尉]](5級職警部補のうち重責者の場合)相当と、一つの階級でありながら職責・職能が異なり、単純に軍隊等の階級とは比較できない。<br/>
軍隊等との比較では[[軍曹]](部下の少ないユニットリーダーレベル)〜[[中尉]](5級職警部補のうち重責者の場合)相当と、一つの階級でありながら職責・職能が異なり、単純に軍隊等の階級とは比較できない。但し「警部補任用科」は「警部任用科」と異なり、軍隊等でいう「士官教育」に相当しないため軍隊等における士官に相当せず、下士官・准士官相当となる。
 
全警察官の約29%にあたる87000人が警部補である。
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== 任官 ==
原則として、地方警察官採用試験に合格し都道府県警察に採用された者(いわゆるノンキャリア)は学歴に関わらず[[巡査]]が初任である。巡査部長としての実務経験が[[大学|大卒]]・[[専門学校|専門(4年制)卒]]者で2年以上、[[短期大学|短大卒]]者(もしくはそれと同等の学歴・資格を有する者)で3年以上、その他の者([[高等学校|高卒]]者等)で4年以上あれば、昇任試験の受験資格を得る。従って、一定数は20代のうちに昇任することができるが、巡査部長として一定程度の経験を積んだ者が昇任し、現場のリーダーとして活躍する場合が多い。
 
[[国家公務員]]I種試験に合格し[[警察庁]]に採用された者(いわゆる[[キャリア (国家公務員)|キャリア]])は警部補を初任とする。