「ドリームチーム」の版間の差分

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アテネ五輪の前に終わっていたNBAのシーズンでMVPになっていた[[ケビン・ガーネット]]は代表に参加しなかった。オールNBAファーストチーム入りした選手のうち[[ティム・ダンカン]]は出場したが、[[シャキール・オニール]]、[[コービー・ブライアント]]、[[ジェイソン・キッド]]は辞退した。五輪参加を見合わせた選手たちは、主に私的な事情や健康問題、安全上の懸念などを理由としていた。
 
そして、選ばれた米国代表は非常に若いチームになった。NBAでの優勝経験とMVP受賞歴を持つダンカンは28歳で、同じく数年前のMVP[[アレン・アイバーソン]]は29歳だった。代表のキャプテンを務めたこの二人がチームの最年長で、20代前半の選手も多く含まれていた。[[2003年]]にNBAで新人王になった[[アマーレ・スタウダマイアー]]は21歳、[[2005年]]に新人王になる[[エメカ・オカフォー]]も同じく21歳、そして[[2004年]]の新人王[[ブロン・ジェームズ]]は19歳だった。代表選手の平均年齢は23.6歳だった。
 
五輪開幕に先立って、[[ドイツ]]で行われたバスケットボール代表チームによるオープン戦で、米国は[[イタリア]]とドイツに敗れた。NBA選手を含む米国の五輪代表チームが敗戦する初めての例となった。この試合はオリンピック本戦ではなかったが、「ドリームチーム」がオリンピックで試合を落とす事態が間もなく現実のものとなった。