「Infrastructure as Code」の版間の差分

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沈曾植 (会話 | 投稿記録)
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| journal=DevOps.com
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==付加価値と利点==
IaCの価値は、測定可能な3つのカテゴリに分類できる:コスト(削減)、スピード(実行の高速化)、リスク(エラーとセキュリティ違反の除去)。コスト削減は財務面だけではなく、労力の面でも企業のメリットとなる。手動コンポーネントを削除することで、従業員は他の作業に集中できる。インフラを自動化することで、インフラを構成したり、高速な実行が可能になる。そして、他のチームが迅速かつ効率的に作業できるための可視性を提供する。手動設定ミスのような人的ミスのリスクを排除することで、ダウンタイムが減少し、信頼性が向上する。このような結果と属性は企業が[[DevOps]]文化を実装するのに役立つ。
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*相互依存(共依存)アプリケーションに影響を与えないように、システムは起こる必要がある何かを処理する前に、目的の状態を決定する。
環境を意識した状態がIaCの次世代である。
 
==方法==
IaCには、「プッシュ」と「プル」の2つの方法がある。主な違いは、サーバーの設定方法である。プルの方法では、構成するサーバーは制御サーバーから構成を引き出す。プッシュの方法では、制御サーバーは宛先システム・サーバーに構成を重ね書きする。
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==Continuous Configuration Automation==
全てのCCAツールは従来のIaCフレームワークの拡張機能と考えられる;IaCを活用し、インフラストラクチャを変更、構成、自動化することができるが、インフラストラクチャの管理の可視性、効率性、柔軟性も提供する。この追加の機能は、企業レベルのセキュリティとコンプライアンスを提供するため、このようなツールに対して企業は関心を持っているようだ。
 
==コミュニティ・コンテンツ==
CCAツールがオープンソースの場合、コミュニティコンテンツとしての重要な側面を持つ。ガートナーがCCAツールの価値は、「オートメーションツールの商業的成熟度とパフォーマンスと同じように、ユーザーコミュニティが提供するコンテンツとサポートに依存している」と述べている。{{en| PuppetやChef}}のような比較的長期間にわたるベンダーは、独自のコミュニティを作った;{{en|ChefはChef Community Repository}}で、{{en|PuppetはPuppetForge}}である。他のベンダーは、隣接するコミュニティに依存し、PowerShell DSC等の他のIaCフレームワークを活用している。コンテンツ駆動型ではなく、モデル駆動型の新しいベンダーが登場している。このような視覚指向とオブジェクト指向システムは開発者には有用である。さらに、生産指向のDevOpsとコンテンツのスクリプト対モデルを評価する運用担当者の構成要素にとって特に有用となる。IaCツールがモデル駆動型で、オブジェクト指向のものでなければ、市場の発展と変化に伴い、コミュニティ・コンテンツはIaCツールの活用方法にとって重要となる。
 
== CCAのツールには==
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IaCはDevOpsのベスト・プラクティスを実現する重要な要素だろう。開発者はもっと構成の定義に参加するようになり、運用チームは、開発プロセスの初期段階で入ってくるようになる。IaCを活用するツールはサーバーの状態・構成を視覚化し、企業内のユーザーに視覚性を提供し、最終的に努力を最大限にするために、チームを結集することを目指している。 一般的に、自動化は、手作業のプロセスの混乱とエラーの起こりやすい部分を取り除き、より効率的かつ生産的にすることを目指している。手動構成の効率を低下させる複雑さを軽減することも目的としてる。柔軟性が高く、ダウンタイムが少なく、全体的に費用効果が高いソフトウェアとアプリケーションを作成できる。
自動化と共同作業は、DevOpsの中心的なポイントであるため、多くの場合、インフラストラクチャ自動化ツールはDevOpsツールチェーンのコンポーネントとして含まれている。<ref>{{cite report | last= Wurster | first= Laurie F. |last2= Colville | first2= Ronni J. |last3= Height| first3= Cameron | last4= Tripathi | first4= Somendra | last5= Rastogi | first5= Aditi | title= Emerging Technology Analysis: DevOps a Culture Shift, Not a Technology| publisher= Gartner }}</ref>
 
== 関連項目 ==
* [[サイトリライアビリティエンジニアリング]]
* [[DevOps]]
 
== 脚注 ==
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