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用途、場所、役割によって呼び名が異なる。床の間に使う装飾的な柱を'''床柱'''、門を支えるものを'''門柱'''、塀を支える柱を'''控柱'''、また、大壁を真壁に見せかけるための'''付け柱'''などとそれぞれに名称が付けられている。家の中心となるような太い柱は、'''大黒柱・大極柱'''(だいこくばしら)と呼ばれる。<!--この由来は、昔の日本家屋の多くは地震対策の為に台所付近に太い柱が立ったため、厨房の神様である[[大黒天]]になぞらえて、家を支える柱=大黒柱となったことによるといわれている。***諸説あるが、この説は特に珍しいと思う。-->
 
宮城を造営する際、君主が世界を支配するために天(神)と繋がる中心点が重要であるとして[[太極殿]]を建てた。{{Sfn|小池|2015|p=50}}当時を模して建てたものの代表的なものに、[[平安神宮]][[外拝殿]]がある{{Sfn|小池|2015|p=50}}。
[[太極]](中心点)が、万物の根源、陰陽の根源とつながるものと考えられ、万物には当然のごとく神が宿ることから、そこに建てる重要な柱を[[太極柱]]と呼ぶことになる。{{Sfn|小池|2015|p=51}}。地方によっては、[[大国主]]の神をお祀りすることから[[大黒柱]]ともいい、太い柱を大黒柱と一概にいうわけではない。{{Sfn|小池|2015|p=50}}
 
[[伊勢神宮]]正殿に見られる[[心御柱]](しんのみはしら)も、日本の神が、木や柱を依り代(よりしろ)とするため、神が依り憑く神籬 (ひもろぎ)としている{{Sfn|小池|2015|p=62}}。
 
物理学([[構造力学]])においては、軸方向に作用する圧縮荷重に抵抗する細長い直線状の棒材<ref>{{cite|和書|title=建築構造力学 図説・演習Ⅰ|editor=中村恒善|publisher=丸善|edition=2|year=1994|isbn=4-621-03965-2|page=69}}</ref>