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== 歴史 ==
道路法(昭和27年法律第180号)に基づく[[二級国道]]として初回指定された路線のひとつである。1953年(昭和28年)5月28日の二級国道指定当初は、二級国道156号、路線名を岐阜高岡線と名付けられ、岐阜市から岐阜県郡上郡白鳥町<ref group="注釈" name="gujo" />まで二級国道157号金沢岐阜線(後の一般[[国道157号]])と重用区間としてを重用する指定されていた<ref name="seirei.1953-96" />。1965年(昭和40年)4月1日の道路法改正(昭和39年7月9日法律第163号公布)に伴い一級国道と二級国道が廃止統合されたことにより一般国道に変わり、在来の路線名はなくなって一般国道156号が正式な路線名となる。[[1975年]](昭和50年)に国道157号の経路変更されにより<ref>{{Cite web|url=http://www.houko.com/00/02/S49/364.HTM|title=一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令|publisher=法庫|accessdate=2013-01-15}}</ref>、国道157号とは起点の岐阜市でのみ接続するようになった。
 
岐阜・富山県の庄川峡の区間は、庄川の深い渓谷沿い走る山道で、雪崩や落石が多発する道幅も狭い危険な国道だったため「イチコロ」「イチコロ線」揶揄され恐れられた{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=78}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=78}}{{sfn|平沼義之|2018|p=106}}。そのような狭い道路はバイパスを含めた道路改良によって整備され、見違えるほどの快走路となり、随所に残された旧道は、危険な道路として恐れられた当時の名残を見ることが出来る{{sfn|平沼義之|2018|p=106}}。
 
=== 年表 ===
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== 路線状況 ==
かつては、岐阜・富山間の山岳部の庄川沿いに続く道路が狭隘な山道であったことから「イチコロ」と揶揄されていた<!--{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=78}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=78}}-->。そのような狭い道路はバイパスを含めた道路改良によって整備され、清流を望む快走路となっている{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=78}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=78}}。[[高山市]]荘川町岩瀬から大野郡[[白川村]]牧の[[御母衣ダム|御母衣湖]]にかけてはトンネルの幅が狭く、大型車同士のすれ違いが困難となっている。ローカルルールとしてトンネル内での対面を避けるため、入口手前でクラクションを鳴らしながら通行するトラックが多い{{要出典|date=2019年7月}}。
 
現在、当国道の御母衣湖周辺区間において数本のトンネル建設を含めた福島バイパスの計画があり、2010年に福島第3トンネルが供用された。ただし県の財政が厳しいことから、同バイパスの他の区間については、建設期間が長期に及ぶ可能性が高い{{要出典|date=2019年7月}}。白川村岩瀬付近で庄川を挟んだ対岸に目を向けると綺麗に積み上げられた山が見えるが、これは東海北陸自動車道の[[飛騨トンネル]]掘削時に排出された残土である。
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== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |author1=佐々木節|author2=石野哲也|author3=伊藤もずく|editor=松井謙介編|date=2015-09-30 |title=絶景ドライブ100選[新装版] |publisher=[[学研パブリッシング]] |series=GAKKEN MOOK|isbn=978-4-05-610907-8 |ref={{SfnRef|佐々木・石野・伊藤|2015}} }}
* {{Cite book |和書 |author1=小川秀夫|author2=栗栖国安|author3=田宮徹|editor=中村純一 編|date=2016-04-10 |title=ニッポン絶景ロード100 |publisher=[[枻出版社]] |series=エイムック|pages=78-79|chapter=飛越峡合掌ライン|isbn=978-4-7779-3980-0 |ref={{SfnRef|小川、栗栖、田宮|2016}} }}
* {{Cite book |和書 |author1=佐々木節|author2=石野哲也|author3=伊藤もずく|editor=松井謙介編|date=2015-09-30 |title=絶景ドライブ100選[新装版] |publisher=[[学研パブリッシング]] |series=GAKKEN MOOK|isbn=978-4-05-610907-8 |ref={{SfnRef|佐々木・石野・伊藤|2015}} }}
* {{Cite book|和書|author=佐藤健太郎|authorlink=佐藤健太郎 (フリーライター)|date=2014-10-20|title=ふしぎな国道|publisher=[[講談社]]|series=講談社現代新書|isbn=978-4-06-288282-8|ref=harv}}
* {{Cite book |和書 |author=|editor=中村純一 編|date=2017-04-10 |title=日本の絶景道100選 |publisher=[[枻出版社]] |series=エイムック|pages=78-79|chapter=飛越峡合掌ライン|isbn=978-4-7779-4572-6 |ref={{SfnRef|中村純一 編|2017}} }}
* {{Cite book |和書 |editor=中村淳一編 |date=2018-04-20 |title=日本の絶景ロード100 |publisher=[[枻出版社]] |isbn=978-4-7779-5088-1 |ref={{SfnRef|中村淳一編|2018}} }}
* {{Cite journal |和書 |author=[[平沼義之]] |title=失われた酷道 |date=2018-12-28 |publisher=[[実業之日本社]] |editor=磯部祥行 |journal=酷道大百科 |volume=〈ブルーガイド・グラフィック〉 |pages=104 - 109 |ISBN=978-4-408-06392-8 |ref=harv}}
 
== 関連項目 ==