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==== 分野別 ====
スマートフォンなどの小型端末向けの有機ELディスプレイは、サムスンディスプレイのシェアが20162018年時点で9793.7%5%<ref>[httphttps://www.techon.nikkeibp.coeetimes.jp/atclee/eventarticles/151901/121500094/01160007129/news028.html サムスンディスプレー 有機ELパネル市場で実力を伸ばす中国、今後の世界シェア97.7%狙いはOLED (1/2)] 聯合ニュース - EE Times Japan</ref>と、ほぼ独占している。パネルを量産している2位以下のがほぼサムスン一社のみであるため、パネルの供給不足が続いているが、2017年には韓国の[[LGエレクトロニクス|LG]]と、中国の[[京東方科技集団維信諾]]が量産を開始したほか、2018年には[[天馬微和輝光電子]]がなどは、量産を開始するなど中国メーカーによる大規模な投資成功したのが続いてい2017年以降であるため、各社未だ数%の量産シェアしかないが本格化する2019年頃、徐々には供給不足は解消されるとみられシェアを拡大している<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO15019530W7A400C1QM8000/ スマホ用有機ELパネル 供給不足は19年以降解消 米調査会社、中国需要補えぬ可能性]:日本経済新聞</ref>。
テレビ向けの大型パネルは、20172019年現在、[[LGエレクトロニクス|LG]]が唯一量産に成功し、大型有機ELテレビ市場を独占しており、2017年以降は複数の日本メーカーにも外販を始め、有機ELテレビが日本の各社から発売されている。京東方は2018年よりテレビ向け大型パネルの量産を開始する見込みで、・南京パンダ・華星光電・恵科電子といった中国大手パネルメーカーも2019年以降には大型パネルの量産を開始する見込みとしているが、いまだ量産であるきていない。2017年には1500ドル以上の高価格帯のテレビは有機ELが主流となったが、大型パネルを製造できるのはLGのみということもあってコストダウンが進んでおらず、1000ドル前後の普及帯テレビが有機ELに置き換わるのは2018年以後まだ先とみられている。
ゲーミングディスプレイや医療機器向けの中型パネルについては、サムスンがノートPC向けに2019年より量生産している。また、日本の[[JOLED]]([[ジャパンディスプレイ]]の関連会社)が2017年にサンプル生産を開始し、2020年の量産を目指している。いずれもごく少数の生産で、著しく高価である。2019年現在で大型パネルを量産している唯一のメーカーであるLGは、当然中型パネルも量産できるはずであるが、大型パネルを作った方が儲かるので生産しないのだろうと推測されている<ref>[https://tokusengai.com/_ct/17169422 【有機ELテレビ】40インチくらいの中型サイズがないのはなぜ?(読者の疑問に専門家が回答)] - 特選街web</ref>。
車載向けパネルについては、焼き付きを防ぐなど技術的な課題が多いため採用が進んでいなかったが、2017年にアウディが発表した[[アウディ・A8]]に量産車としては史上初めて有機ELが採用された。2018年現在は、アウディに有機ELパネルを供給したサムスンの他、LGなども車載向け有機ELパネルを供給している。
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