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| Website = http://www.xinjiang.gov.cn
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'''新疆ウイグル自治区'''(しんきょうウイグルじちく、{{lang-ug|'''شىنجاڭ ئۇيغۇر ئاپتونوم رايونی}}</span> / {{lang|la|Shinjang Uyghur Aptonom Rayoni'''}}、'''新疆維吾爾自治区''')は、[[中華人民共和国]]の西端にある[[中華人民共和国の行政区分|自治区]]である。[[1955年]]に設立され、首府は[[ウルムチ市|烏魯木斉(ウルムチ)]]({{coord|43|49|30|N|87|36|00|E|type:adm2nd_region:CN-65|display=it}})である。
民族構成は[[ウイグル|ウイグル族]]のほか、[[漢族]]、[[カザフ族]]、[[キルギス族]]、[[モンゴル族]](本来は[[オイラト族]]である)などさまざまな民族が居住する多民族地域であり、自治州、自治県など、様々なレベルの民族自治区画が置かれている。中華民国時代には、1912年から[[新疆省]]という行政区分が置かれていた。
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== 歴史 ==
=== 清朝以前===
[[隋煬帝]]大業五年([[609年]])、[[楊広]]が自ら隋軍を指揮して[[吐谷渾]]を征服、今の新疆南東部を実効支配し始めた。[[中原]]王朝が西域の実効支配もその時期から始めた。
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=== 1980年代以降===
文化大革命が終結し、[[言論統制]]の緩和がなされた1980年代から1990年代には、ウイグル族住民の中で、[[グルジャ事件]]など新疆ウイグル自治区における民族自治の拡大を求める動きが見られた。また、国外の[[汎トルコ主義]]者が独立を主張する動きも見られた。しかし、2001年の[[アメリカ同時多発テロ]]を契機に世界的に[[反イスラム]]の潮流が強まったことに
==中華民国の主張 ==
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== 地理 ==
[[ファイル:Jengish_Chokusu_from_BC.jpg|thumb|200px|right|[[世界遺産]]の[[新疆天山]]]]
新疆ウイグル自治区の面積165万[[平方キロメートル|km<sup>2</sup>]]は中国の省・自治区の中で最大であり、中国全土の約1/6を占める(日本の約4.5倍)。ただし、面積の約4分の1は砂漠が占めており、これは中国の砂漠総面積の約3分の2に相当する
新疆ウイグル自治区は中国の最西部に位置しており、東部から南部にかけて、それぞれ[[甘粛省]]、[[青海省]]、[[西蔵自治区]]と省界を接している。また、[[インド]]、[[パキスタン]]、[[アフガニスタン]]、[[タジキスタン]]、[[キルギス]]、[[カザフスタン]]、[[ロシア連邦]]、[[モンゴル国]]の8カ国と[[国境]]を接し、国境線の総延長は約5,700kmに達する。国境を接する国の数は、中国の行政区分で最大である。[[ユーラシア大陸]]の[[到達不能極]]に位置する。
[[1931年]]8月11日、新疆ウイグル自治区北部でM8の[[地震]]が発生。地震研究のための貴重な資料として、当時の地震断層や地形の変化がそのままの状態で残されている。[[2007年]]4月19日、[[断層]]の保護作業が終了した。
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== 住民 ==
[[ファイル:Khotan-mercado-d09.jpg|thumb|200px|right|ホータンの日曜バザール]]
総人口は約1,900万人で、その3分の2は[[漢族]]以外の少数民族である。自治区内の住民は
=== 漢族の大量入植 ===
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== 経済 ==
[[ファイル:Urumq_city_ZT_plaza.jpg|thumb|200px|right|[[ウルムチ]]の{{仮リンク|中天広場|en|Zhong Tian Plaza}}]]
[[中華人民共和国]]の成立後、新疆では[[1954年]]設立の[[新疆生産建設兵団]]などによって、ダム・用水路の建設、防風・防砂林の造成などが行われ、新しい耕地が開拓されてきた。
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== 資源 ==
[[ファイル:Oil_well_in_Tsaidam.jpg|thumb|200px|right|新疆のツァイダム油田]]
新疆は[[石油]]と[[天然ガス]]の埋蔵量が豊富で、これまでに38カ所の[[油田]]、天然ガス田が発見されている。新疆の油田としては[[タリム油田|塔里木(タリム)油田]]、準噶爾(ジュンガル)油田、[[トルファン市#経済|吐哈(トゥハ)油田]]が3大油田とされ、独山子(トゥーシャンツー)、烏魯木斉(ウルムチ)、克拉瑪依(クラマイ)、庫車(クチャ)、塔里木の5大精油工場で原油精製も行われている。
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== 交通 ==
[[ファイル:Karakorum-carretera-d08.jpg|thumb|200px|right|[[カラコルム・ハイウェイ]]]]
経済発展は、新疆に[[高速道路]]や[[高速鉄道]]など交通網の整備をもたらし、烏魯木斉などを拠点とした道路が新疆のほとんど全ての郷・鎮を結び、更には[[青海省]]、[[西蔵自治区]]、[[カザフスタン]]
=== 鉄道 ===
[[ファイル:Photo_by_Xundaogong_巡道工出品_-_panoramio_(4).jpg|thumb|200px|right|[[南疆線]]]]
[[1962年]]には[[蘭州駅|蘭州]]と烏魯木斉を結ぶ鉄道の[[蘭新線]]が開通し、[[1990年]]には[[阿拉山口駅|阿拉山口]]への延伸によってカザフスタンの鉄道に接続されたことで、中国各省と[[中央アジア]]を結ぶ鉄道の大動脈が通ることとなった。また、[[1999年]]には[[コルラ]]-[[カシュガル駅|カシュガル]]間の[[南疆線]]も完成し、自治区最西端すなわち中国最西端までの鉄道が開通した。
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=== 砂漠化 ===
[[ファイル:Taklamakan lrg.jpg|thumb|260px|right|黄砂のもととなる、タクラマカン砂漠の砂嵐を捉えた衛星画像 (PD NASA)]]
新疆ウイグル自治区には、[[タクラマカン砂漠]]があるが、近年、[[過放牧]]によって草原が荒れて、砂漠化が進行している<ref name="sabaku">梅村担「内陸アジア史の展開」山川出版社、1997年,p33</ref>。その理由は、[[タリム盆地]]周縁の[[オアシス]]人口の急激な人口増加によるとされる<ref name="sabaku"/>。漢族の急激な入植による人口増加が主な原因とされる<ref name="sabaku"/>。
タクラマカン砂漠や[[ゴビ砂漠]](中国北部 [[内モンゴル]]・甘粛・寧夏・陝西)、[[黄土高原]]などにおける砂漠などは、[[黄砂]]の飛翔原でもあり、黄砂は日本を含む東アジアの広い範囲に被害を及ぼしている。
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== ウイグルの独立運動 ==
[[世界ウイグル会議]]日本・東アジア全権代表を務めていた[[トゥール・ムハメット]]によると、中華人民共和国のウイグル族は、下等市民あるいは人間以下とみなされ、市民同士はトラブルを怖れて接触したがらないという<ref>{{Cite web |title=ウイグルの真実が中国を役立つ国際国家に変える 人間以下に扱われるウイグル族、中国政府こそがテロリスト~トゥール・ムハメット氏 |newspaper=[[日本ビジネスプレス]] |date=2013-11-22|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39250|accessdate=2013-11-22|author=マット安川|publisher=[[日本ビジネスプレス]]}}</ref>。2013年10月末には、ウイグル人家族がガソリンを積んだ自動車で北京の天安門に突入し自爆する事件も起こった([[天安門広場自動車突入事件]])。
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== 関連項目 ==
{{Commons&cat|新疆 - شینجاڭ|Xinjiang}}
* [[西域]]
* [[東トルキスタン共和国]]▼
* [[
* [[シルクロード]]
* 北京の新疆村([[甘家口]]、[[魏公村]])
▲* [[東トルキスタン・イスラム運動]]
== 外部リンク ==
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