「皮脂腺」の版間の差分
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== 機能 ==
皮脂はワックスエステル、トリグリセリド、脂肪酸などから構成され、汗などの水分と混合することで乳化し、表面脂肪酸を構成し皮表を保護している（皮表膜）<ref name="atarashii23">{{Cite book |和書 |author=清水宏|year=2011 |title=あたらしい皮膚科学 第2版|pages=23|publisher=中山書店}}</ref>。皮表膜はpH4〜6で殺菌作用をもつ（酸外套）<ref name="atarashii23" />。また、皮脂には皮膚の不感蒸泄の抑制や保湿の働きがあり、角層の水分を保持する役割もある<ref name="atarashii23" />。
体毛1本に対してそれぞれ皮脂腺が存在するが、体の場所によって皮脂腺が発達しているところとそうでないところがある。頭皮は発達している例であり、髪を保護するために多量の皮脂を分泌する。しかし髪があまりにも長いと全体に皮脂が行き渡らないため、[[リンス]]や[[トリートメント]]を使用して補うことがある。
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