「上林山栄吉」の版間の差分

現在の[[鹿児島県]][[指宿市]]に生まれる。[[関西大学]][[専門部]]法律学科中退後<ref>[http://www.kansai-u.ac.jp/nenshi/sys_img/article_6_104.pdf 推薦校友上林山氏防衛庁長官に]関大（関西大学新聞1966年8月15日）</ref>、[[1928年]][[日本大学]]法律科を卒業、鹿児島毎夕新聞社記者、鹿児島県庁勤務を経て、[[1936年]][[鹿児島市議会]]議員補欠選挙に当選。[[1939年]]からは[[鹿児島県議会]]議員を務める。[[1946年]][[第22回衆議院議員総選挙]]で[[日本自由党 (1945-1948)|日本自由党]]から旧鹿児島1区にて立候補し初当選する（当選同期に[[小坂善太郎]]・[[二階堂進]]・[[江崎真澄]]・[[小沢佐重喜]]・[[石井光次郎]]・[[坂田道太]]・[[水田三喜男]]・[[村上勇]]・[[川崎秀二]]・[[井出一太郎]]・[[早川崇]]・[[中野四郎]]など）。以後9回当選。「'''闘志の上林山'''」「'''野次の上林山'''」と呼ばれ、もっぱらその戦闘的な政治スタイルで注目を集める存在であった。

その後[[周山会|佐藤派]]に転じ、[[1966年]][[第1次佐藤内閣第2次改造内閣]]にて第22代[[防衛大臣|防衛庁長官]]として初入閣を果たす<ref>[https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%8A%E6%9E%97%E5%B1%B1%E6%A0%84%E5%90%89&action=submit　歴代防衛庁長官・防衛大臣]朝雲新聞社</ref>。同年9月に[[航空自衛隊]]機を使って鹿児島入りし、[[統合幕僚長|統合幕僚会議議長]]と陸海空の三幕僚長を従えながら[[音楽隊 (陸上自衛隊)|陸上自衛隊音楽隊]]を連ねてパレードという公私混同お国入り問題（[[黒い霧事件 (政界)|黒い霧事件]]）を起こして批判を浴びたが、翌[[1967年]]の[[第31回衆議院議員総選挙]]ではトップ当選を果たした。