「奄美黒糖焼酎」の版間の差分

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酒税法に関連した[[国税庁]]の通達によって、含糖物質(砂糖、蜂蜜、[[メープルシロップ]]など)を使って「焼酎」が作れるのは[[熊本国税局]]大島税務署が所管する奄美群島に限られる。愛知県に米麹と黒砂糖を使って蒸留酒を製造していた例<ref>[[清洲桜醸造|清洲桜醸造株式会社]]の「黒糖太郎」。減圧蒸留、25度。</ref>や[[タイ王国|タイ]]に米麹と黒糖で作る蒸留酒の例もあるが、酒税法上はいずれも[[スピリッツ]]と扱われ、アルコール度数37度未満では、酒税が割高となる。
 
奄美群島内での消費の他、日本全国に流通している。平成25[[醸造年度]]([[2013年]]7月から1年間)の鹿児島県外への出荷比率は約6割に達しているが、黒糖焼酎の知名度はまだ[[芋焼酎]]、[[麦焼酎]]、[[米焼酎]]や[[泡盛]]よりも低く、全国で消費される焼酎の中に占める割合は2%程度にとどまっており、県外の飲食店では提供している例が少数派であるのが実情である。県外の地域別では、以前は奄美出身者が多い大阪府や[[兵庫県]]などの[[関西近畿地方]]への出荷が最も多かったが、1990年代以降は東京都などの[[関東地方]]向けが最も多くなった。ただし関東、関西のスーパーマーケットなどで買える銘柄は大手数社のものに限られており、それ以外は専門の酒販店に行くか通信販売の利用でないと希望の銘柄が買えない場合が多い。百貨店の鹿児島物産展などの催事で売られる場合がある。
 
== 名称 ==