「NbFz (戦車)」の版間の差分

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NbFzは車体中央に主砲塔、右前方と左後方に副砲塔を搭載していた。主砲塔には機関銃1丁と戦車砲2門が同軸装備され、副砲塔には機関銃1丁がそれぞれ装備された。[[1937年]]には、NbFzの主砲を[[毒ガス]]弾(化学兵器)を発射可能な「105mm KwK L/28」に換装して「ネーベルパンツァー(Nebelpanzer)」を製造する計画もあったが実現していない。
 
まず、[[1934年]]に、軟鋼製の試作車輌2輌(1号車(Nr.1)と2号車(Nr.2))が製造された。両車の違いは主砲塔にあった。1号車はラインメタル社製砲塔を搭載し、2号車はクルップ社製砲塔を搭載した。車体は両車ともラインメタル社が設計・製造した。クルップ社は2号車の主砲塔のみを設計・製造した。
 
ラインメタル社製砲塔は「[[7.5 cm KwK 37|7.5cm KwK戦車砲 L/24]]」、「[[3.7 cm PaK 36|3.7cm KwK戦車砲 L/45]]」を縦2連同軸に搭載し、クルップ社製砲塔ではこれらを並列に搭載していた。ラインメタル社製砲塔では同時期の[[T-28中戦車]]のような「鉢巻きアンテナ(フレームアンテナ)」を装備していた。なお副砲塔は[[I号戦車]]のものとほぼ同じであった。