「天神 (福岡市)」の版間の差分

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天神地区の場合、航空法の規制に基づけば約67mの高さまでしか建てられず、天神の中心部のビルはほとんどが高さ60メートル程度・10数階建ての高層ビルだけであり、天神エリアの西端に近い今泉二丁目に建つ高さ約74m・22階建ての「グランアルト天神タワー」が辛うじて建築基準法上の通称「超高層建築物」に当たる程度である。なお、天神よりさらに福岡空港に近い中洲地区や博多駅周辺はさらに厳しい高さ60mの制限地域であり、2011年オープンの[[JR博多シティ]]も高さとしては高層ビルにとどまる。逆に、福岡空港から離れた[[大濠公園]]近辺や[[シーサイドももち]]エリア(中央区地行浜・[[早良区]]百道浜)には複数の超高層ビルが建築され、都市中心部よりその外側により高層のビルが建つという逆転現象が生じている。
 
この状況を受け、福岡市では天神交差点を中心としたエリアについて[[国家戦略特別区域|国家戦略特区]]の制度を活用した都市計画「'''天神ビッバン'''」を策定<ref>[http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/kaihatsu/shisei/20150226.html 天神ビッバン始動!] - 福岡市総務企画局企画調整課</ref>。2014年11月に航空法高さ制限のエリア単位での特例承認として天神明治通り地区(天神一丁目および二丁目、[[ベスト電器]]福岡本店および[[福岡ビル]]を含む一帯)の高さ制限を76mにまで緩和したのに続き、2017年9月には[[渡辺通り]]以西の天神明治通り地区と旧[[福岡市立大名小学校|大名小学校]]跡地(大名二丁目)の高さ制限を約115mに、渡辺通り以東の天神明治通り地区の高さ制限を最大で100mまで緩和した<ref>{{PDFlink|[http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/47658/1/170704riri-su_daimyo.pdf 『旧大名小学校跡地』の航空法高さ制限が緩和されました! ]}} - 福岡市総務企画局企画調整課2017年7月14日</ref><ref>{{Cite news |title=高さ制限緩和を認定 天神、博多港地区 国家戦略特区で 福岡市発表 |newspaper=[[西日本新聞]]経済電子版 |date=2017-09-27 |author= |url=http://qbiz.jp/article/119496/1/%E9%AB%98%E3%81%95%E5%88%B6%E9%99%90%E7%B7%A9%E5%92%8C%E3%82%92%E8%AA%8D%E5%AE%9A%20%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E3%80%81%E5%8D%9A%E5%A4%9A%E6%B8%AF%E5%9C%B0%E5%8C%BA%20%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%89%B9%E5%8C%BA%E3%81%A7%20%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%B8%82%E7%99%BA%E8%A1%A8/ |accessdate=2017-09-29}}</ref>。福岡市では高さ制限の緩和により、民間によるビルの高層化を期待しているという。
 
== 主要施設 ==