「インディペンデンス級航空母艦」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m 写真を追加 |
m 脚注を追加 |
||
47行目:
インディペンデンス級軽空母は建造途中の[[クリーブランド級軽巡洋艦]]の船体を流用した[[軽空母]]で、[[巡洋艦]]時代の軽敏な速力と十分な排水量を備えている。このクラスの特徴としては、船体が巡洋艦の設計として完成されていたため、巡洋艦時代に甲板となるはずであった装甲の上に取り付けるようにして[[飛行甲板]]と[[格納庫]]が設置されていることである。
同級の開発は、[[フランクリン・ルーズベルト|フランクリン・D・ルーズベルト]][[アメリカ合衆国大統領|大統領]]の海軍建艦計画への関心から
改装のための設計を行なってみると、意外にうまくいきそうであることがわかった。1942年2月にはさらに2隻の軽巡洋艦が空母改装を命じられ、3月には3隻、そして6月にも3隻が発注された。1943年の1月から12月までに改装は完了し、インディペンデンス級9隻は1943年11月よりエセックス級とともに[[太平洋]]における攻撃部隊の主力となり、エセックス級とともに[[第二次世界大戦]]の勝利に大きく貢献した。1944年6月の[[マリアナ沖海戦]]ではインディペンデンス級のうち8隻が参加、[[艦上戦闘機]]の40%および[[雷撃機|艦上雷撃機]]の36%を供給し[[大日本帝国海軍|日本海軍]]の航空勢力を撃退した。
同級の設計は小さなアイランドと共に、比較的短く狭い飛行甲板および格納庫を特色とした。これによるトップヘビーを軽減するため船体にはバルジが設けられ、中央部で5フィート拡
本級は短期間での戦力化を主眼としており、能力には限界があった。
ただし軽巡の船体を使っていたため高速で、そのために高速空母機動部隊の一翼を担って活躍することができた。
=== 第二次世界大戦後 ===
88 ⟶ 90行目:
==参考文献==
* {{cite book |last= Friedman |first= Norman |title= U.S. Aircraft Carriers: An Illustrated Design History |year= 1983 |publisher= Naval Institute Press |location= Annapolis, MD |isbn= 0-87021-739-9 |ref={{SfnRef|Friedman|1983}} }}
* {{Cite web |url=https://www.history.navy.mil/research/library/online-reading-room/title-list-alphabetically/w/war-damage-reports/uss-princeton-cvl23-war-damage-report-no-62.html |title=USS Princeton CVL-23 War Damage Report No. 62|publisher=Naval History and Heritage Command |language=英語 |accessdate=2019-10-24|ref={{SfnRef|War Damage Report|1947}} }}
* [http://www.usndazzle.com/designs.php?category=1&class=1 U.S. Navy Ships in WWII Dazzle Camouflage 1944-1945 Aircraft Carriers Fleet Carriers]第二次世界大戦中にインディペンデンス級に施された迷彩塗装が確認できる。
|