「補陀落渡海」の版間の差分

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== 関連作品 ==
* [[井上靖]]の短篇「補陀落渡海記」 - 主人公の渡海前の金光坊が、当初の崇高な思想からやがて俗世に執着するようになり、渡海船から逃げ出すが周囲の人間に捕らえられて再び海に出されてしまう。
*[[松本清張]]「[[Dの複合]]」 - 作中に補陀落渡海と[[月山]]・[[日光二荒山神社]]などとの関係についての記述がある。
*『[[美味しんぼ]]』103巻「日本全県味巡り 和歌山編」 - [[クロシビカマス]](通称『ヨロリ』)について、補陀落渡海から逃げ帰った僧を村の役人が叩き殺し、その僧の祟りでヨロリが黒くなったとの言い伝えが掲載されている。
* [[諸星大二郎]]の稗田礼二郎シリーズ『六福神』に収録されている短編漫画『帰還』 - 補陀落渡海の直前になって里の娘に恋心を抱いた僧侶が無理矢理海に流されて怨霊となり、娘の名前を呼びながら渡海船で帰還する話である。四方を鳥居で囲まれた渡海船の解説がある。
* [[藤子・F・不二雄]]のSF短編コミック「旅人還る」において、亜光速航行と冷凍睡眠を併用して一人の宇宙飛行士を宇宙の果てへと送り届ける片道宇宙旅行は「フダラク計画」と呼ばれていた。