「全日本中学校陸上競技選手権大会」の版間の差分

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他に陸上競技における中学生の全国大会として[[ジュニアオリンピック陸上競技大会|ジュニアオリンピック]](10月)があるが、こちらは学年別または生年別で、種目数も限られていて開催地も持ち回りではないといった違いが見られる。
 
「全中」の名を冠した陸上競技の大会は他に12月開催される'''全中駅伝'''([[全国中学校駅伝大会]])があるが、所謂「全中」と言うと全中陸上を指す場合が多い。
 
== 参加資格 ==
各種目には参加標準記録が設定されていて、指定された大会でこの記録を突破しないと出場することができない(参加標準記録と同記録を出した場合は突破と認められる)。逆に参加標準記録を突破しさえすれば各都道府県から(極端な話同一校から)何人でも出場することができる。ただし、4×100mRは各都道府県1チーム(1校)まで(開催地のみ2チーム)。1種目あたりの参加人数が増えすぎた場合、当該種目の参加標準記録が見直されることがある。
 
参加標準記録突破は指定大会(都道府県中学総体と[[全日本中学校通信陸上競技大会|通信陸上]])でのみ有効であり、記録会などで参加標準記録を上回る水準の記録を出しても参加標準記録突破は認められない。ただし、自然災害などで指定大会を開催できなかった場合、代替大会での記録または同年度中のベスト記録をもって参加標準記録の突破を認められる認められる措置が取られる。なお、参加標準記録の突破にはラウンドや順位は問わないので、予選で参加標準記録を突破して準決勝や決勝を棄権しても当該種目の全国大会出場は認められる。
 
個人種目は1人2種目まで出場が認められているが、2種目に出場する場合、両種目とも参加標準記録を突破する必要がある。都道府県によっては指定大会が2大会とも個人種目が1人1種目の出場しか認められていない場合があり、当該都道府県の選手が全国大会に2種目で出場したい場合、2つの指定大会で別々の種目にエントリーし、なおかつ両大会で参加標準記録を突破する必要がある。
 
北海道を除く都府県中学総体で上位に入った選手は全国大会の前に開催される地区大会(東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州)に出場する権利が与えられるが、地区大会の結果によって全国大会の出場権を得ることはない。また、同一都府県で参加標準記録突破者が多い種目においては「全国大会には出場できるが地区大会には出場できない」という事例が発生する。
 
== 歴史 ==