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[[ファイル:Boreas Oreithyia Louvre K35.jpg|thumb|230px|ボレアースによるオーレイテュイア略奪の場面を描いた[[紀元前360年]]頃の[[赤絵式]]{{仮リンク|オイノコエ|en|Oenochoe}}。[[南イタリア]]の[[プッリャ州]]出土。[[ルーヴル美術館]]所蔵。]]
 
'''オーレイテュイア'''({{lang-grc-short|'''Ὠρείθυια'''}}, {{ラテン翻字|el|Ōrithyia}})は、[[ギリシア神話]]の女性である。[[長母音]]を省略して'''オレイテュイア'''とも表記される。[[アテーナイ]]の王[[エレクテウス]]とその妻[[プラークシテアー]]の娘で、[[ケクロプス]]、パンドーロス、メーティオーン、[[プロクリス]]と兄弟。[[長母音クレウーサ]]を省略して'''オレイテュイ、クトニ'''も表記される兄妹<ref>アポロドーロス、3巻15・1。</ref>
 
[[北風]]の神[[アネモイ#北風ボレアース|ボレアース]]が彼女に恋をし、力ずくでさらい、二人の間に娘[[クレオパトラー]]と[[キオネー]]、息子[[カライスとゼーテース]]が生まれた<ref>アポロドーロス、3巻15・2。</ref>
 
== 系図 ==
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Evelyn de Morgan - Boreas and Oreithyia, 1896.jpg|{{small|[[イーヴリン・ド・モーガン]]『ボレアスとオレイテュイア』1896年 {{仮リンク|ド・モーガン・センター|en|De Morgan Centre}}}}
</gallery>
 
== その他のオーレイテュイア ==
* [[ニュムペー]]。[[ベーロス]]の子テイアースとの間に、[[アドーニス]]の母[[スミュルナー]]を生んだ<ref>アントーニーヌス・リーベラーリス、34話。</ref>。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
{{Commonscat|Oreithyia}}
* [[アポロドーロス]]『ギリシア神話』[[高津春繁]]訳、[[岩波文庫]](1953年)
* [[アントーニーヌス・リーベラーリス]]『メタモルフォーシス ギリシア変身物語集』[[安村典子]]訳、[[講談社文芸文庫]](2006年)
 
{{ギリシア神話}}