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=== 本丸の御成御殿 ===
特殊な用途として、江戸時代の[[大坂城]]や[[名古屋城]]、[[淀城]]、[[宇都宮城]]、[[川越城]]などのように、本丸に置かれた御殿を将軍が「御成」の際の宿泊所として使用するため、本来の城主は本丸以外の曲輪に別の御殿を置いてそこで政務や日常生活をしていた例もあった。名古屋城や淀城の場合は、おもに将軍が京都に上洛する際の宿泊所として、宇都宮城の場合は[[日光東照宮]]に参詣の将軍が御成の際に宿泊した。大坂城の場合は江戸の徳川将軍家が直接の城主であったため、普段は幕府派遣の[[大坂城代]]とその部下たちが[[西ノ丸]]や[[二の丸]]に詰めていた。こうした徳川将軍の御成専用の本丸御殿は「御成御殿」と呼ばれていた。<ref>加藤理文・松岡敏郎ら8名執筆 学習研究社編『歴史群像特別編集 【決定版】図説 よみがえる名城 白亜の巨郭 徳川の城』学習研究社 2008年</ref><ref>平井聖監修『城 東海4 天下人への夢馳せる群雄の城』毎日新聞社 1996年</ref>
 
== 現状 ==