「ミドルブロッカー」の版間の差分

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[[ファイル:Europei di pallavolo 2005 - Italia-Russia.jpg|thumb|コート手前側の青のユニフォームのチーム。10番が前衛ローテーションのミドルブロッカーと思われる。<br>(ネット際のセッターと思われる選手や、後方のオポジットと思われる14番同様、サーブレシーブに不参加)]]
ミドルブロッカーは前衛に並ぶ3人の選手の中央にポジショニングし、ブロックの中心的役割を担う選手である。攻撃の際は[[バレーボール#戦術に関するもの|クイック攻撃]](速攻)を主に行う。近年のバレーにおける攻撃の多様化・高速化に伴い、ブロックのシステムも日々進歩している。それゆえ、ブロックの要となるミドルブロッカーには高度なブロック技術が求められている。かつてはある程度トスを予測して跳ぶコミットブロックが主流であったが、現在はトスの上がった方向を瞬時に判断して対応するリードブロックの時代を迎えており<ref>{{Cite web |url=http://aqua.la.coocan.jp/volleyball/500/post-59.html|title=ブロック方式(コミット、リード)とは、何でしょうか?:バレーボールの“ば”「バレーボール観戦中級講座」|accessdate=2019-11-15}}</ref>、ジャンプ時の最高到達点が同レベルであったとしても、指高が高い長身の選手の方が、相手の速い攻撃に素早く対応できるため、チームの中で比較的身長の高い選手がミドルブロッカーを担当するケースが多い<ref>{{Cite web |url=https://vbnext.com/2019/10/01/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%89%B9%E6%80%A7%E3%81%A8%E5%BD%B9-3/|title=バレーボールにおけるポジションごとの特性と役割~その 3 ミドルブロッカー編~ ? VOLLEYBALL NEXt|accessdate=2019-11-15}}</ref>。
 
==ミドルブロッカーの主要な攻撃とその"テンポ"==
ミドルブロッカーの攻撃はいわゆるクイックが主体である。セッターから0.5~1m程度の距離で攻撃するAクイック、2~3m程度の距離でのBクイック、ライト側(バックトス)のAクイックに対応するCクイック、バックトスでのBクイックに対応するDクイック、などである。これらのスパイクはセッターがトスアップを行うタイミングとほぼ同時にジャンプの踏切り動作を行う''ファーストテンポ''でのスパイクとなるが、トスの供給よりも踏切り動作が早い攻撃を''マイナステンポ''に分類する場合もある。その他、片足踏切でスパイクを行うブロード攻撃(後述)などがミドルブロッカーの主な攻撃スタイルである。
 
==後衛でのリベロとの交代について==