「教皇」の版間の差分
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現在、日本のカトリック教会の公式な表記では、「教皇」が用いられている。信徒の間では、親しみを込めた敬称として「パパ様」という呼び方が使われることもある<ref>[http://www.h4.dion.ne.jp/~catholic/who.html カトリックの組織]</ref>。
日本のカトリック教会の中央団体である[[カトリック中央協議会]]は、[[1981年]]の[[ヨハネ・パウロ2世]]の来日時に、それまで混用されてきた「教皇」と「法王」の呼称を統一するため、世俗の君主のイメージの強い「王」という字を含む「法王」でなく「教皇」への統一を定めた<ref name="jcast20191122">{{cite news|title=「ローマ法王」が「ローマ教皇」に変更 政府発表で割れるメディアの対応|newspaper=[[ジェイ・キャスト|J-CAST]]|date=2019-11-22|url=https://www.j-cast.com/2019/11/22373392.html|accessdate=2019-11-23}}</ref>。
このとき、東京にある「ローマ法王庁大使館」においてもこれにあわせて「法王庁」から「教皇庁」への名称変更を行おうとしたが、日本政府から「日本における各国公館の名称変更は[[クーデター]]などによる国名変更時など、特別な場合以外は認められない」として認められず、「ローマ法王庁大使館」の名称のまま現在へ至っているとしている<ref>[https://www.cbcj.catholic.jp/faq/popeofrome/ カトリック中央協議会 - 「ローマ法王」「ローマ教皇」という二つの呼称について]</ref>。 明治期日本のカトリック教会では「[[教父]]」の訳語を用いた用例が見られる<ref>[{{NDLDC|899649}} 『公教会祈祷文』 明治42年]</ref>(なお、大正期以降の文献には「教皇」の語が見られる<ref>[{{NDLDC|962079}} 『公教会聖歌集祈祷文』 大正9年]</ref>)。また、現在でも典礼の中では、現役の教皇を「私たちの教父」と呼ぶ慣習がある<ref>[http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2696/te_igitur.html ローマ典文第一奉献文]</ref>。
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=== マスメディアの呼称 ===
[[日本放送協会|NHK]]では、「ローマ法王」「法王」が慣用的に使われ、一般に定着しているとして原則的には「法王」の呼称を用いるとしていた<ref>{{cite web|url=http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/147.html|title=「法王」と「教皇」 <nowiki>|</nowiki> ことば(放送用語) - 放送現場の疑問・視聴者の疑問 <nowiki>|</nowiki> NHK放送文化研究所|accessdate=2013-02-27}}</ref>が、日本のカトリック関係者を中心に「教皇」と呼ばれていること
== 各国語での呼称 ==
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