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: 鬼塚の[[天敵]]ながらも、いつも一方的に振り回されストレスを貯め込んでいる。鬼塚のことを「[[エボラウイルス]]」「[[スペースデブリ]]」「学苑の[[悪性腫瘍|ガン]]」「[[クラミジア]]」「[[Q熱]][[リケッチア]]」「[[ダイオキシン]]」「[[ウジ]]虫」などと罵ったり、夜な夜な人目を忍んで神社に[[丑の刻参り]]をしている。
: 学生時代は「[[神童]]」と呼ばれ、戦時中に陸軍学校で最期まで生徒のために尽くした父を尊敬しており、その遺志を継ぐべく、[[東京教育大学]](現:[[筑波大学]]。警察にゴリラの着ぐるみを着て確保されたときの台詞によれば、[[学生運動]]にも参加していた模様)を卒業して教職に就く。新人時代は理想の教育者になることを目標として努力していた熱血教師であったが、「問題のあるクラスばかり担っていた」、「母が危篤の際にも授業を優先したために死に目に会えなかった」、などの様々な経緯もあって自己保身しか考えない大人になり、騒動で自分が自己保身にばかり走っていたことに気づかされ、少しずつ鬼塚を認めるようになる。しかし、鬼塚が自分の娘に手を出そうとしたことを知ったため、すべてにおいて認めているわけではない。その一方で鬼塚を自分の奢りで飲みに誘ったりするなど、上司らしい一面もある。
: 家庭での居場所はな妻と娘、飼状態にあり犬の三人と一匹の家族だが、妻や娘からは飼い犬以下の扱いを受け煙たがれており、自分の入浴後にお湯を取り替えられたり、洗濯物を別々に洗われなど家庭での居場所は殆どない状態にある。更には共々、鬼塚のことを気に入ってしまうる始末である。家庭の事情と鬼塚のストレスからバスや電車内で悪質なスケベ[[痴漢]]行為を行っていたが、一度、電車内での痴漢行為で被害者の女性から依頼を受けた私服警官にスケベなことをしているところを目撃されて逮捕されそうになり、その上現場を鬼塚に目撃されてしまい、自らが進めていた進退会議を中止したことがある。また、[[風俗]]店が好きで好みの女性がいる店の割引チケットを、女性の写真の切り抜きとともに常持している他、鞄の中身は[[岩波文庫]]のカバーで隠した[[官能小説]]や[[育毛剤]]が常時入っている。
: 最終的には生徒のことを第一に考え、終盤で保険屋に土下座までしてやっと下りた保険金で買ったクレスタと自分の身体を犠牲にし、屋上から落下した雅と鬼塚を救う。アニメ版の最終回では、圧力で真実を揉み消そうと謀る教育委員会に対し、「教師のあり方」を熱弁。
: 『SHONAN 14DAYS』では、湘南に逃亡した鬼塚を連れ戻そうと追うが、途中でヤンキーの抗争に巻き込まれたり、福水とともにぼったくりバーで金を巻き上げられるなど、散々な目に遭う。なお、愛車がクレスタからS20#型(2008年登場)の[[トヨタ・クラウン|トヨタ・クラウン ロイヤルサルーン]]に変わったが、鬼塚によって[[涼宮ハルヒシリーズ|涼宮ハルヒ]]のパロディキャラを[[痛車|ボンネットにペンキでペイントされたり]]、後述の通り全損させるなど、やはり散々な目に遭う。やっと鬼塚を見つけるが、その時の事情から教師として同情し、学苑に連れ帰った後で飲みに誘い、教師について語った。その直後に鬼塚がまた事件を起こしたことを知り、急いで湘南に向かうが、暴走行為もいとわず車を走らせたために海に飛び出してしまい、愛車を自らの手で大破させてしまった。さらに購入し直したクラウンを売却し、[[軽自動車|軽]]ワンボックスベースの[[キャンピングカー]]を購入。
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: 声 - [[古谷徹]]
: 数学教師。24歳。[[東京大学]]卒業。本人いわく星座は[[へびつかい座]]。AB型。太田秀美の専属の家庭教師のバイトをしているが太田の足をなめる等、性的関係も持っている。
: 幼少時代から高級官僚を目指して[[エリート]]教育を受けるが、国家公務員試験に不合格となった<ref>実は勅使川原家を嫌う官僚による差し金であった。</ref>ため、教師となる。端正な風貌とは裏腹に病的にプライドが高く、時折稚拙な思考や言動も見られた。また、あずさに対して[[ストーカー]]行為を行っていた<ref>自室はあずさの盗撮写真で埋め尽くされており、更には彼女の写真が入ったパジャマや抱き枕も作っている。</ref>。父と兄はともに[[大蔵省]](現・[[財務省 (日本)|財務省]])勤務のエリートであり、本来は真面目で優しい性格だが、他愛のない父親を始め、優秀な兄と常に比較されてきたことが心に影を落とす。少年時代は「昆虫学者になりたい」という純粋な夢を持つごく普通の少年だった。エリート至上主義である父親から、試験で優秀な成績を収めても100点満点ではないという理由で卑下され続け、学校では極めて優等生であったためにいじめられた過去があり、その鬱憤の反動でいじめっ子に報復の傷害事件を起こしてしまったことがある(その直後、父から家系の名誉に泥を塗ったとして平手打ちを食らった)。それでも父と兄に対する尊敬は失っておらず、むしろ彼らに敬愛を抱いている。
: 学校内で行われる全国統一[[模擬試験]]は毎回生徒とともに受けており、毎回1番で、鬼塚を辞めさせる材料に利用しようとした。しかし、学園一の秀才である3年4組の菊池はおろか、500点満点を取った鬼塚<ref>菊池が2人分の解答用紙を作り、鬼塚の解答用紙をすり替えたが、桜井の根回しで満点となった。</ref>にも負けて3位になってしまったことを、授業中に伊藤から馬鹿にされたことに腹を立て、伊藤に体罰を加えた上に鼓膜を破ってしまったため、[[停職]]処分を受けてしまう。その後も、幾度となく鬼塚に振り回され、徐々に精神状態は悪化の一途を辿り、情緒不安定に陥っていく。
: 神崎の失踪騒動の渦中、ナイフを持っていた内山田を後ろから突き飛ばして鬼塚をナイフで刺させた後に怪文書で鬼塚を陥れるよう内山田を唆すが、あずさにその一部始終を目撃され、疑いの目を向けられるようになったことから彼女を自室に宅へ拉致監禁<ref>更には[[ウェディングドレス]]を着せていた。</ref>し、騒動解決後にはあずさの自宅を漁りながら生活していた。
: 最後は鬼塚と冬月の妹のまことによって、自らが起こした冬月への拉致監禁行動がバレたことで発狂し、偶然自分を見つけた警官を殴って拳銃と制服を奪い、街中で数々の破壊行為に及んだ上、鬼塚に向けて発砲し重傷を負わせる。さらには学校篭城事件を起こすも、自分を説得しに来た冬月からは拒絶され、侵入して来た鬼塚に敗れて、事件を知って駆け付けた兄からの言葉に真実を知り、背負っていた荷物(勅使河原としての血やプライド、学歴)をすべて降ろすことで落ち着きを取り戻した際<ref>当初は絶望のあまりに事実を知ってもなお信じようとせず、兄や理事長、冬月も含めたその場にいた者全員が鬼塚に見え、更に錯乱してしまった。</ref>、屋上から飛び降りて自ら命を絶とうとするも鬼塚に助けられ、その際の鬼塚からの説得を受けて彼と和解した後、警察に出頭した。そして教師も辞めて学苑も解雇され、刑に服した。終盤の服役中には鬼塚の身の危険を悟ったのか、心配する様子が描かれた。
: アニメでは修学旅行直後にストーリーが終了することもあってか、あずさの拉致監禁は行わず、情緒不安定による[[引きこもり]]程度で済んだ。また自宅の部屋中に貼ってあるあずさの写真も原作より少なめになっている。