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[[2019年]](令和元年)[[5月1日]]午前0時、「'''[[天皇の退位等に関する皇室典範特例法]]'''」の規定に基づいて、第125代天皇[[明仁]]が[[退位]]し「[[上皇 (天皇退位特例法)|上皇]]」となり<ref>2019年(令和元年)5月1日内閣告示第1号「[[s:天皇陛下御退位等に関する件|天皇陛下御退位等に関する件]]」</ref>、明仁の第一皇男子である徳仁親王が第126代天皇に[[即位]]した<ref>2019年(令和元年)5月1日内閣告示第2号「[[s:皇位継承に関する件 (令和元年内閣告示第二号)|皇位継承に関する件]]」</ref><ref>[https://www.bbc.com/japanese/47746196 新元号は「令和」と日本政府発表 200年ぶりの天皇譲位] BBC NEWS JAPAN([[英国放送協会]]) 2019年4月2日。</ref>。この[[皇位継承|皇位の継承]]を受けて、[[元号法]]の規定に基づき<ref name=":0">{{Cite web|url=https://kanpou.npb.go.jp/20190401/20190401t00009/20190401t000090001f.html|title=元号を改める政令(平成三十一年政令第百四十三号)、元号の読み方に関する内閣告示(平成三十一年内閣告示第一号)|accessdate=2019-4-1|publisher=国立印刷局|format=PDF|date=2019-4-1|website=インターネット版官報(特別号外)|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190401141358/https://kanpou.npb.go.jp/20190401/20190401t00009/20190401t000090001f.html|archivedate=2019-4-1}}</ref>、「平成」から「令和」に改元された<ref>[[s:元号を改める政令 (平成三十一年政令第百四十三号)|元号を改める政令]] - 2019年(平成31年)4月1日政令第143号</ref>。[[明治]]以降の憲政史上初めて<ref group="注">[[1890年]]([[明治]]23年)[[11月29日]]の[[大日本帝国憲法]]施行以降を指すが、当然ながら「[[一世一元の制]]」が発布された[[1868年]]([[慶応]]4年/[[明治元年]])以降や、[[1979年]](昭和54年)に成立した「[[元号法]]」の下でも初となる。</ref>、かつ、202年ぶり<ref group="注">[[1817年]][[5月7日]](旧暦:[[文化 (元号)|文化]]14年[[3月22日 (旧暦)|3月22日]])に([[仁孝天皇]]へ)譲位した[[光格天皇]]以来。なお同天皇の譲位後は、歴史上最後となる「[[太上天皇]]」の[[称号]]([[尊号]])を得ている。</ref>となる'''[[天皇]]の[[譲位]]に伴い[[改元]]が行われた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/04/01/kiji/20190401s00042000148000c.html 新元号は「令和」菅官房長官が発表 出典は万葉集 「大化」から248番目] スポーツニッポン 2019年4月1日、同2日閲覧。</ref>。'''また、徳仁の[[即位の礼|即位礼正殿の儀]]が同年[[10月22日]]に行われた。
 
*政府はこの年に限りこれらの[[皇室の儀式|儀式]]が行われる日を[[祝日]]とする[[祝日法]]改正案を提出し、[[2018年]](平成30年)[[12月8日]]、[[参議院]]で[[議決|可決]]、[[成立]]した。祝日法の規定により、この年の[[ゴールデンウィーク]]は[[4月27日]]から[[5月6日]]まで10連休となった<ref>[https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html 国民の祝日について - 内閣府]</ref>。また、この年は前述のとおり改元が行われた5月1日午前0時を挟んで、平成(平成31年)と令和(令和元年)の2つの元号にまたがる年となっている。
*元号に「[[wikt:令|令]]」の漢字が使われるのも初である<ref>[https://www.sankei.com/premium/news/190128/prm1901280008-n1.html 【iRONNA発】改元 幻の幕末元号「令徳」の衝撃 後藤致人氏(1/2ページ)] - [[産経新聞]]</ref><ref>[https://www.sankei.com/premium/news/190128/prm1901280008-n2.html 【iRONNA発】改元 幻の幕末元号「令徳」の衝撃 後藤致人氏(2/2ページ)] - [[産経新聞]]</ref>。また、[[ら行|ラ行]]で始まる日本の元号は[[暦応]]以来およそ680年ぶり、「レイ」の音が先頭に来る元号は[[奈良時代]]初めの[[霊亀]](レイキ)以来2例目でおよそ1300年ぶりとなる<ref group="注">ラ行で始まる元号自体、日本の全元号を見ても[[霊亀]]([[奈良時代]]、715年-717年)、[[暦仁]]([[鎌倉時代]]、1238年-1239年)、[[暦応]]([[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]、1338年-1341年)に続く4例目である。</ref>。一方で「[[wikt:和|和]]」の漢字が使われるのは[[和銅]]以来20例目。[[昭和]]に使われているため平成を間に挟みおよそ30年ぶりとなる。
*「令和(れいわ)」の典拠は、『[[万葉集]]』の巻五、[[ウメ|梅花]](うめのはな)の歌三十二首の序文(「梅花の歌三十二首并せて序」、詳細は''「[[#典拠]]」''を参照)である<ref name="nikkei201904011142">{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43166560R00C19A4000000/|title=新元号は「令和」菅 義偉官房長官が公表|newspaper=[[日本経済新聞]]|date=2019-4-1|accessdate=2019-4-1|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190401142658/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43166560R00C19A4000000/|archivedate=2019-4-1}}</ref><ref name="nhk20190401">{{Cite web|author=|date=2019-04-01|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190401/k10011868721000.html?utm_int=news_contents_news-main_001|title=新元号は「令和」 出典は「万葉集」|website=NHK NEWS WEB|publisher=[[日本放送協会]]|accessdate=2019-04-01|deadlinkdate=2019-4-1}}</ref>。確認される限りにおいて初めて[[漢籍]]ではなく日本の[[古典]](国書)から選定された<ref name="nikkei201904011142" />。なお、「れいわ」の[[発音]]については「元号法はあくまで元号の[[漢字]]と[[振り仮名|ふりがな]]表記のみ定めるものであり、[[アクセント]]については決まっていない」ため、特に定められていない<ref>[https://www.sankei.com/west/news/190403/wst1904030011-n1.html 【新元号】「令和」のアクセントは? 放送各社で対応分かれる]</ref><ref>[https://www.j-cast.com/2019/04/01354119.html?p=all 令和の発音、語頭にアクセント?それとも平板? 内閣府に聞いてみた]</ref><ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/01/news141.html 「令和」のアクセントは「栄華」と同じ? それとも「平和」? 内閣官房に聞いた]</ref>。