「放射性炭素年代測定」の版間の差分

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→‎出典: 節のリンク1点を利用可能なものに置換しました。同じものが→‎外部リンク: 節にも重複掲載されていることが気になります。ところで→‎実例: 節の「2003年5月の日本考古学協会総会での報告は、衝撃、当惑、賛成、反発などとともに拒否、嘲笑などに覆われた」といった情報は目を引きますが、無出典なことが気になります。→‎出典: 節も脚注での参照が不十分に見えます。そもそも→‎出典: 節に書かれる「これらの寒冷期とみられる気候イベントを北欧の各ドリアス期に比較すると、2,000年から3,000年ほど早くなっているようにみえる」という話は唐突すぎますし、何が主題か曖昧です。日本の考古学や地質学の話題のようですが、当記事のどの部分の話題と対応するのでしょう?前の→‎実例: 節の入れ子にした方がよいような話でしょうか?「各ドリアス期」という単語も唐突です。更新世の古ドリアス期と新ドリアス期でしょうか?
要出典の除去
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[[File:Carbon 14 formation and decay.svg|right|thumb|300px| 1: 炭素14の生成 <br>2: 炭素14の崩壊 <br>3:活動中の生物と活動を停止した遺骸]]
'''射性炭素年代測定'''(ほうしゃせいたんそねんだいそくてい、{{Lang-en|radiocarbon dating}})は、自然の[[生物圏]]内において[[放射性同位体]]である[[炭素14]] (<sup>14</sup>C) の存在比率が1兆個につき1個のレベルと一定であることを基にした[[年代測定]]方法である<ref name="Allison71">[[#アリソン 2011|アリソン 2011]] p.71</ref>。対象は動植物の遺骸に限られ、無機物及び金属では測定が出来ない。
 
'''C14年代測定'''(シーじゅうよんねんだいそくてい、シーフォーティーンねんだいそくてい)に同じ。単に'''炭素年代測定'''、'''炭素14法'''、'''C14法'''とも言う。
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== 年代の誤差 ==
この測定原理を発見したウィラード・リビーは、炭素14の半減期を5568年<ref>真の値は5730年。</ref>として計算している。{{要出典範囲|試料の分析結果から、2700から2400年前の約300年間は、新たな炭素14の追加が無かったことを意味するデータが得られているが、実際には生産量と同等な量の古い炭素が海洋から大気に放出されたと考えられている|date=2013年1月}}。また、植物が炭素を固定する際に同位体選別と呼ばれる現象が生じ、植物の種毎に試料の炭素14濃度と年代には差異が発生する為、補正が必要である。同位体選別による炭素14の濃度差は、炭素13の濃度を精密に測定することで可能で、最大で400年程度の補正量となる。つまり、古生物の年代の正確な特定には、同じ種の現代の同位体選別量を正確に把握することも求められる。
 
=== 年代較正 ===