「両津勘吉」の版間の差分
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性格にこそ問題もあるが、アニメ版では[[無銭飲食|食い逃げ]]・[[窃盗|こそ泥]]・[[スリ]]などの検挙率100%を誇ることで、中川や海パン刑事らとともに「世界ナンバーワンポリス選手権」の日本代表として選抜されるほど優秀である。また、[[喧嘩]]の仲裁、[[酔っ払い]]の保護、[[高齢者|お年寄り]]の世話、近所の悩み相談、[[スズメバチ]]や[[毒蛇]]の駆除・捕獲、引越しの手伝いなど、交番に持ち込まれる地域の要望や揉め事へ臨機応変に対処する「'''交番のおまわりさん'''」としての能力は決して低くはない。特に東京23区内の地理は熟知しており、道案内を求められた場合は即答している。行動力も人一倍あるため、真面目になった時や本気になった時は、非常に頼りになる警官と化す。それゆえ、上野や大阪に出向した際には現地で頼りにされているほどである。基本的には世話好きで面倒見が非常に良いため、派出所に何らかの問題や相談を持ち掛けた民間人にアドバイスをしたり、手取り足取り指導することも多い。民間人のみならず、何らかの問題を抱えている若手警官や新米警官の世話役に抜擢されることも多い。体力に優れることから機動隊員としての素質も十分以上である。罰として、“機動隊の装備一式を装備して街中をマラソン”させられた際には機動隊からも同職と間違われ、ラストで機動隊長から大原を介してスカウトを受けた。警視庁の代表として[[柔道]]や[[剣道]]の大会などにも強制的に参加させられており、それらの大会では基本的に好成績を収める。囮捜査を得意とし、落とした携帯電話を利用する者を麗子の声を利用しておびき寄せて逮捕したり<ref>『携帯電話なくすべからずの巻』</ref>、禁酒中に悪質なキャッチバーに潜入して逮捕したり<ref group="注">この時、店の酒250万円分を飲んだものの大原は叱責しなかった。</ref><ref>『両さん禁酒命令の巻』</ref>、犯罪者のふりをして偽造証券の証拠をつかんでいる<ref>『オーラ測定機の巻』</ref>。また、指揮官としての能力も高く、自身の父・銀次が詐欺によって200万円を騙し取られた際には、国境を越えた大捜査を指揮して犯人グループを一網打尽にした。これらの理由によって何をしても[[免職]]にならず、重くとも[[停職]]止まりで済んでいる<ref group="注">現実の警察官は、[[警察不祥事]]にで[[減給]]などの[[懲戒処分]]を受けた時点で昇進はほぼ不可能になるため、[[依願退職]]することが多い。</ref>。もう一つの理由として、免職して一般人になった時に何かをやらかす可能性が高いため、警察官として監視しているのもある。実際、警察を辞した両津が暴走しすぎたがために、やむなく署が両津を警察に復職させたことも少なくない。大原によると、勤務態度が両津より酷い戸塚金次<ref group="注">しかし、37巻『病は気から!?』にて中川や麗子から見ると戸塚より凄く酷いと評している。</ref>や屯田先輩(12巻登場)、[[日暮熟睡男]]がいるため、両津もクビにならないで済むという理由もある<ref>21巻『うらしまポリス!?の巻』</ref>。
真面目に仕事をするケースもある。代表的な例として、一つは大原が別の派出所に臨時で行っていた時に、大原の代わりに来た手持鹿部長が優柔不断かつ無能で業務遂行ができなかったため、派出所内で次席の立場にあった両津が業務遂行のため奔走する事態となった。その際、「大原部長は仕事のチェックが完璧」という趣旨の発言をしており、大原を信頼していることが窺える。だが、大原は別の派出所の若い所員との触れ合いでこの回のラストでかなり考え方が変わっていた<ref>
派出所のメンバーでゲームをやった際<ref>108巻『新年会で王様気分!?の巻』</ref>、ゲームの勝者である大原から「仕事をする」という[[罰ゲーム]]を申し渡された。その後、両津は真面目に仕事に取り組んだが、これは「ゲームの一環であればルールを絶対守る」という両津の性格が出たためであり、この性格を利用して派出所メンバーでしばらく両津を騙すことになる。
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