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多くは男神とされているが、「阿娑縛抄」ならびに古代インドでは女神であった。[[釈尊]]が菩提樹下で[[悟り]]を開く時、地下より湧出し、その証明を与えたともされている。形象としては、経典などにより異なるが腕は2本で[[持物]]は一定せず、后を伴うものがある。
 
『金光明王経』八堅牢地神品には、資材珍宝伏蔵及び、神通長年妙薬を求め、衆病を治癒医療する。
 
また怨敵を降伏させ、諸々の異論を制御せんとする時、浄室において道場を安置し、身を沐浴し、鮮潔の衣をまとい、草座の上にうずくまり、[[仏舎利]]尊像がある前、または舎利制底ある所にて、[[焼香]]・[[散華]]・飯食[[供養]]し、白月八日布灑星合する時に請召するとある。
 
胎蔵界曼荼羅では外金剛部院に男性神とその后が配列されている{{refnest|name="精選版_日本国語大辞典_地天"}}。その形像は肉色で男女共に女形をなし、男神は左手に鮮やかな華を盛った鉢を持っている。
 
この鉢は大地を表し、鮮華は諸物生成の徳を表すとされる。女神は右手を心臓、左手を股にあてる。『覚禅抄』には雲中に坐す姿とし、その他さまざまな異形がある。密教ではこの神を供養(地天供)して[[地鎮祭|地鎮]]の法を修する。
 
『金光明王経』八堅牢地神品には、資材珍宝伏蔵及び、神通長年妙薬を求め、衆病を治癒医療する。
 
また怨敵を降伏させ、諸々の異論を制御せんとする時、浄室において道場を安置し、身を沐浴し、鮮潔の衣をまとい、草座の上にうずくまり、[[仏舎利]]尊像がある前、または舎利制底ある所にて、[[焼香]]・[[散華]]・飯食[[供養]]し、白月八日布灑星合する時に請召するとある。
 
== 脚注 ==