「シェムリアップ」の版間の差分

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シェムリアップ周辺の観光業についての情報を追加した。
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'''シェムリアップ'''({{lang-km|ក្រុងសៀមរាប}}、ラテン文字表記:Siem Reap、{{lang-en|Siem Reap}})は[[カンボジア]]北西部の[[シェムリアップ州]]の[[州都]]。
[[2012年]]の人口は18万9292人<ref>[http://archive.is/rlQmk#selection-401.0-401.7|title= World Gazetteer]閲覧日:2017年1月8日</ref>で、同国5位。シェムリアップ州ではカンボジア国内でも人口が集中し、増加の著しい地域の一つである。面積は10,299㎢は国土の5.7%を占め、州の人口密度は87人/㎢で全国平均の75人/㎢よりもやや高い。しかし、都市的地域を少し離れると広く農村が広がっており、2013年時点の州内の農地面積は233,618haでバタンバン州に次いで広く、カンボジアの国全体のおよそ7.6%を占めている
[[アンコール・ワット]]、[[アンコール・トム]]などを含む[[アンコール遺跡群]]の観光拠点となっている。
日本ではシエムレアプとも表記される。
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==経済==
[[ファイル:Siem Reap Pubstreet.jpg|thumb|観光客で賑わうパブストリート]]
今なお、国内産業の中心は農林水産業にあるものの、加えて観光業に重点を置いた産業が活発化している。カンボジアでもっともよく知られる観光資源の一つに、シェムリアップ州に存在する[[アンコール・ワット|アンコールワット]]があげられるが、シェムリアップ州では、アンコールワットのほか、[[クメール王朝]]の遺跡群が多数存在するため、周辺地域の観光業はますますの発展を見せている。このようにシェムリアップの市街地や、遺跡等の観光地周辺には観光関連産業の集中から、農林水産業を従事してきた地域住民にも観光関連産業への転換の動きも見られる。
 
[[トンレサップ湖]]周辺では、伝統的に、住民は水田での米作と漁業を生活の基盤とし、最も重要な収入源にしてきた。[[クメール・ルージュ]]はアンコール遺跡群周辺を最後の拠点として抵抗を続けたが、相次ぐ投降を受けて[[ポル・ポト]]が[[ソン・セン]]を処刑し、ついでポル・ポトが死亡すると、本格的な[[地雷]]撤去作業が始められ、シェムリアップは観光都市としての復活を始めた。
 
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[[Image:Water Dwelling Tonle Sap Cambodia.jpg|thumb|right|トンレサップ湖]]シェムリアップ州を含め、カンボジアでは、観光業の積極的な拡大と推進に力を入れている。2016年の1年間にカンボジアを訪れた外国人は5,011,712人となり、前年と比較しても5.0%の増加となった。また、カンボジアを訪れる外国人の約88%は観光を主目的としており、こうした外国人観光客によりもたらされた収益は2016年時点で32憶1200万ドルにのぼるとの報告があるが、この数字はカンボジアの国内総生産のおよそ16%にあたる。
 
カンボジアでも特にシェムリアップ州への外国人訪問客は多い。シェムリアップ州の郊外に位置する#REDIRECT<nowiki>[[シェムリアップ国際空港]]</nowiki>からの入国者数は2016年時点で1,507,039人となり、空路による入国者数のうち55.7%を占めている。さらに、外国人旅行者のうち、およそ44%が#REDIRECT<nowiki>[[アンコール・ワット|アンコールワット]]</nowiki>などの様々な遺跡が点在するシェムリアップ州への訪問を行っており、シェムリアップ州はカンボジアにおける最大の観光地域となっている。
 
===市街地===
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