「ウルク古拙文字」の版間の差分

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[[トークン]]とは、[[原文字]]を含む文字の誕生以前に、メソポタミアで使われていた粘土製の計算具で、球形、円錐形など様々な形のものがあった。また、模様がついているものもあり、前者をプレイン・トークン、後者をコンプレックス・トークンという。
このトークンを保管するために、'''ブッラ'''が作られた。[[ブッラ]]は粘土で作られた球で、トークンを中に入れて保管することができる。しかし、中身を見るためにはブッラを叩き割らないといけなかった。<ref>hatena blog-メソポタミア文明:文字の誕生 2019年12月12日閲覧</ref>そのため、トークンは[[粘土板]]に押し付けて使う[[印章]]のようなものになった。しかし、コンプレックス・トークンには細かい模様があるため、十分に押捺痕が残せなかった。そのため、トークンの模様を先を尖らせた葦ペンで粘土板に書いた。これがウルク古拙文字の原型になるのだった。
 
===文字の誕生===