「スーパー大回転」の版間の差分

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== コース ==
標高差の設定はそれぞれ次の通りとなっている<ref name="FIS-Rule-01">{{PDFlink|[http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/edb0022bb0d882c08a7107768221e869.pdf 【アルペン】競技規則(ICR) 2018年7月版]}}1001.1「スーパーG(Super G)・標高差」の各項目より。</ref>。
冬季オリンピック、[[アルペンスキー世界選手権]]、[[アルペンスキーワールドカップ]]では、標高差は男子では500[[メートル|m]] - 650m(例外措置で450mまで引き下げることが可能)、女子では400m - 600mに設定される。
* [[冬季オリンピック|オリンピック]]・[[アルペンスキー世界選手権|世界スキー選手権]]・[[アルペンスキーワールドカップ|ワールドカップ]]・コンチネンタルカップ
: 男子450[[メートル|m]] - 650m、女子400m - 600m
* その他全ての[[国際スキー連盟|FIS]]競技会(下記以外)
: 男子350m - 650m、女子350m - 600m
* U16 - 14
: 男女とも250m - 450m
* 日本国内のユース
: K1(男女とも)250m - 400m、K2(男女とも)250m - 450m
* エントリーリーグ(ENL、男子のみ)
: 350m - 500m
 
旗門は4本のスラロームポールと2枚のフラッグで構成され、赤と青を交互に設置しなければならない(この点は滑降とは異なる)。最高旗門方向転換数は標高差の10%未満、最低旗門から計算され(小点以下男子35旗門切り下げか繰り上げ)女子30旗門となっている。最低旗門数にFISレベルでは7%、[[冬季オリンピック|オリンピック]]・世界スキー選手権・ワールドップ・世界ジュニア選手権・コトされるのチネンタルカップで方向転換が必要な旗門6%みであ数としている。旗門のターニングポールの間隔は25m以上でなければならないが、例外もある。ただし15m以上は必ず空けなければならない<ref name="FIS-Rule-02">{{PDFlink|[http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/edb0022bb0d882c08a7107768221e869.pdf 【アルペン】競技規則(ICR) 2018年7月版]}}680.2.1.2「スラロームポール・大回転とスーパーG」、及び1000「スーパーG(Super G)」の各項目より。</ref><ref name="FIS-Rule-03">ターニングポール間隔の例外は{{PDFlink|[http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/edb0022bb0d882c08a7107768221e869.pdf 【アルペン】競技規則(ICR) 2018年7月版]}}803.3「旗門及び旗門コンビネーション(Gates and combinations of Gates)」による。</ref>
 
滑降競技と同様に旗門両側間の滑走ラインアウトサイドを結んで方向を示すカラーペイントのラインが雪上に施され<ref name="FIS-Rule-04">{{PDFlink|[http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/edb0022bb0d882c08a7107768221e869.pdf 【アルペン】競技規則(ICR) 2018年7月版]}}614.1.2.4「コースと斜面(地形)のマーキング」より。</ref>。選手はこの左右のラインの間を滑り降ることになる。ただ、コースの設定によっては滑走中にオーバースピードとなるなどしてカラーペイントのラインを踏み越してしまう場合があるが、スーパー大回転を含めたアルペン競技のルール上、選手は旗門と旗門線(旗門のインナーポール〈内側のポール〉と次の旗門のインナーポールをつないだ最短の直線)を確実に通過していれば良いので<ref name="FIS-Rule-05">{{PDFlink|[http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/edb0022bb0d882c08a7107768221e869.pdf 【アルペン】競技規則(ICR) 2018年7月版]}}614.2.1及び2「旗門の通過」「旗門不通過後の継続禁止」及び661「旗門通過のコントロール」より。</ref>、カラーペイントラインを踏み越してしまった場合のペナルティは無く、あくまでもコースの目安としての取り扱いとしている。なお、カラーペイントが使われる以前より[[マツ|松葉]]などを使う事があり、現在の規則にも定められている。
滑降競技と同様に両側の旗門を結んで方向を示すカラーペイントが雪上に施されることがある。選手はこの左右のラインの間を滑り降ることになる。
 
滑降よりもターンの技術が要求されるようなコースが設定されるが、それでも最高速度で100km/hを超えることもある。地形的に可能であればジャンプを設定することも可能である<ref name="FIS-Rule-06">{{PDFlink|[http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/edb0022bb0d882c08a7107768221e869.pdf 【アルペン】競技規則(ICR) 2018年7月版]}}1002「スーパーG・コース」より。</ref>
地形的に可能であればジャンプを設定することも可能である。
 
== 装備 ==