「絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-」の版間の差分

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: [[声優|声]] - [[鳥海浩輔]]
: 本作の男性主人公。19歳。里奈より体力面や段差を登る速度は勝るが、ストレス面では影響を受けやすい。
<!--その後、: 様々な困難に乗り越え、その過程で本条咲とも親しくなっていき、遂にはセントラルアイランドから生還を果たす。生還後はプレイヤーの選択次第で咲とメールアドレスを交換する程に仲良くなっており、その際にミュージシャンになった彼女からライブに来るように誘われたり、咲と恋愛に発展するという展開が伺われ
↑プレイヤーの選択で分岐する為、必ずこうなるとは限りません-->
; 牧村 里奈(まきむら りな)
: 声 - [[広橋涼]]
: 本作の女性主人公。18歳。直希より体力面や段差を登る速度は劣るが、ストレス面では影響が受けにくい。また、香坂よりアイテムが難しい場所に配置されている傾向にある。
<!--その後、: 様々な困難を乗り越え、その過程で羽月彩水から「お姉様」と呼び慕われるまでに親しくなっており、ついにはセントラルアイランドから生還を果たす。生還後はプレイヤーの選択次第で彩水から手紙を貰い、彼女が働いている食堂に食べに来るように誘われる。
↑上に同じ-->
 
=== 同行者 ===
; 本条 咲(ほんじょう さき)
: 声 - [[生天目仁美]]
: セントアイランド市民病院で看護師をしていた女性。本作における主人公のパートナー。22歳。気丈な性格で、どんな状況でも大抵は落ち着いた対応が出来る。時には冷たいツッコミをしたりするが、反面では主人公である香坂直希や牧村里奈の冗談まじりな返答にも柔軟に対応するなどのノリが良い一面や選択肢で直希と里奈に無視された時にはややショックを受けるなどの傷付きやすい且つムッとなってやり返す等のムキになる面があったり、羽月彩水などの年下の同性にはややお姉さんぶるところがある<ref group="注">主人公が里奈だった場合のみ、里奈が先に鉄骨を渡った際に「あなたが渡ったんだから私が渡らない訳にはいかない」と自身を奮い立たせたり、脚立を登って彩水を助けに行く際には里奈を待たせて自分が登るなど、なんとか年長者として振る舞おうとする様子が見られる。</ref>。ミュージシャンになる夢を諦めきれずに看護師を辞めて島から出ようとしたところで地震に遭遇し、車と瓦礫の間に挟まって動けずにいたが、やって来た主人公に助けられ、以降は終始行動を共にする。
: 過去にバンドメンバーだった彼氏とバンドを辞めることが原因で喧嘩をして別れるが、後に彼の友達から辞めたのは父親の工場の跡を継ぐためだったと知ったことで昔の自分を子供だったと振り返ることもあり、それ故に歌を歌わなくなった今でも歌声は聴く者の心を励まして勇気付けると共にストレスを和らげるというきっかけにもなっている。ゲーム中では彼女の歌を聴く事でストレスゲージを下げる事もできる。
: その後、主人公を徐々に意識するようになっていき、2周目以降で好感度が高い状態でクリアしたエピローグでは主人公とメールアドレスを交換する程に仲良くなっており、その時に新曲が仕上がったことやミュージシャンの夢が叶ってライブを行うことが決まったことを明かした上で主人公をライブに誘う。直希を主人公に選んでいた場合、終盤で告白する選択肢が存在し、それを選んだ場合はエピローグにて彼に対して恋愛感情を見せるような一文が追加される。
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; 羽月 彩水(はづき あやみ)
: 声 - [[こやまきみこ]]
: 地震に巻き込まれた高校生。セントラルアイランドの建設工事を受注した「羽月建設」の社長・羽月大悟の娘。氷川の異母妹である。大人しい性格で、一見はか弱いが、氷川のことになると見境無く彼を追うなどの行動力があり、る。また、里奈を主人公に選んだ場合選択肢次第では里奈のことを「お姉様」と呼び慕い、同時に心酔したような発言や言動をする等のシュールな一面に加え、彼女が咲にある一言を言った時には嫉妬心を見せ露わにするなどコミカルな面も見せる。氷川のことは実の兄のように尊敬して同時に頼りにもしており、それ故に彼のことを「お兄さん」と呼ぶ事が出来ずにいることを気にしている<ref group="注">それでも終盤では氷川のことを「お兄さん」と呼び、さらには後になって「お兄ちゃん」や「兄さん」とも呼ぶようになっている。</ref>。本作のもう1人の同行者だが、咲と違って一緒にベンチに座る事はなく、彼女と2人だけで行動する機会も殆ど無い(選択次第では一度も無い)。ホテル ハイアーバンに居た所を地震に巻こまれ、瓦礫に挟まれて負傷して身動きが取れなくなっていたが、やって来た主人公や咲に助けられる。その後、一度は氷川を追って主人公達と別れるもその日の夜に再会し、以降は行動を共にする。
: 実は本当の父親は「森田グループ」の会長である森田信輝である。羽月大悟が当時の羽月建設の規模では無理だったセントラルアイランドの工事受注を取るために政府にパイプのある森田信輝に莫大な資金と妻を差し出した結果して森田との間に生まれたが、後に入院中の母が石沢要一の元妻に怨嗟の言葉をぶつけられたショックで衰弱死してしまい、その事から母を犠牲にした羽月と母を蹂躙した森田を、結果的に母の死の遠因となった石沢に殺させるという計画を立てる(選択肢次第では主人公のことを慕うようになり、それにより前述の計画を立案したことに疑問を感じるようになる)。最終的に森田は計画通り殺害させたものの羽月には島を脱出され、その結果利用していた石沢に自身が命を狙われる事になる。その後、石沢に人質に取られた際に殺人計画と自らの過去などの全てを明かし、復讐を果たして満足したのか、そもそも自分の望みは何だったのか、何も分からなくなったままり、直後に屋上から落ちそうになった石沢を助けようとして代わりに転落するが、この時の主人公の選択で生死が分かれ、助けようとした場合は共に転落し、後に救助ヘリとそれに搭乗していた咲か、通り掛かった船に救助される<ref group="注">但し、それまでのプレイ次第では救助が来る前に二人共衰弱死するバッドエンドとなる。</ref>。助けようとしなかった場合はそのまま行方不明となる(エピローグの咲からのメールによると発見されなかった模様)。
: 救出し且つ好感度が高かった場合、2周目以降のエピローグにて主人公に手紙を送ってくる。それによるとおり、父の罪が明るみに出た一方、復讐の為に石沢を殺人に駆り立てた自身と氷川の罪は問われなかった。しかしが、高校は辞めて氷川と離れて一人で暮らすようになり、自分の罪と向き合いつつ近くの食堂で働いていることを明かし、主人公に一度自分が働いている食堂に食べに来るように誘う
 
=== サブキャラクター ===
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; 石沢 要一(いしざわ よういち)
: 声 - [[菅原淳一]]
: 地質学者。かつてセントラルアイランドの開発に備わっており、島の地質調査を行ったことがある。また、娘である景子と共に羽月彩水を実の娘のように可愛がっており、それ故に彼女の行動を度々心配していた。セントラルアイランドの地盤が孕む危険性を訴え続けたが、後に危険性の事実を隠蔽した森田信輝と羽月大悟の策略によって学会を追放された。その後は景子が森田と羽月に殺されたことを知り、復讐のために森田を殺害する。その後、混乱の最中にあるセントラルアイランドでもその崩壊の危険性を説くが、同時にもう一人の仇である羽月大悟がすでに島を脱出していたことを知り、娘を失った自分と同じ思いを羽月に味わわせるために彩水を殺害しようと画策する。その後彩水を人質に取ったものの、最終的には氷川の隙を突いた銃撃や咲及び主人公の行動により失敗し、直後に一連の自分の行動が彩水と氷川の計画だった事、ことや景子の死もその計画の一端であったことを知らされ、その場で項垂れながら絶叫するその後、彩水には復讐を果たして満足したのか、氷川には景子を愛していたのかを問いかけるが、最後は余震で転落しそうになったところ自分を利用した張本人である彩水に助けられた。その後の消息は不明である
; 森田 信輝(もりた のぶてる)
: 声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]
: 様々な業種の企業を有する「森田グループ」の会長で、羽月彩水の父親。財界や政界に顔が利き、セントラルアイランドの開発に携わっている。また、自分が持っていた島に首都機能を移転させることで島の価値を高め、政治に介入するための資金力の増大を狙っていたことが石沢の口から明かされている。羽月大悟から首都機能移転候補地であるセントラルアイランドの工事受注に便宜を図るよう頼まれ、羽月建設予定地とに大規模工事の仕事を取らせる代わりに莫大な資金と羽月の妻を差し出す事を要求し<ref group="注">羽月は要求通り妻を差し出したため、羽月の妻との間彩水を設けた。</ref>。その後セントラルアイランドに欠陥があって大都市計画は不向きであることを知りつつるとそれでも開発を続けたがさせる為に羽月と共に事実を隠蔽する事を画策し危険性を訴え続けていた地質学者事が石沢要一を策略によって学会から追放させた。また、秘書の石沢景子に真実を知られてしまい、ると羽月大悟と共謀して景子、口封じのために彼女自殺に見せかけて殺害する。その後、セントラルアイランドの崩壊の際には一時は姿を現し、主人公の見ている前で脱出の手段を探し続けていたが、最後は娘を殺害したという事実を知った石沢に殺害される。
; 本多 涼子(ほんだ りょうこ)
: 声 - [[坂戸こまつな]]
: 前作(『絶体絶命都市2』)に引き続き登場した週刊報都の編集者。島の開発を独占して行ってきた森田グループと羽月建設の取材のためセントラルアイランドにやって来ており、単独で調査をしているが、避難所で出会った主人公と情報交換をした後市役所でも再び遭遇する。
; 比嘉 夏海(ひが なつみ)
: 声 - [[立野香菜子]]
: 前作(『絶体絶命都市2』)や前々作(『絶体絶命都市』)に引き続き登場したセントラルアイランドのとある高等学校に新任した教師。災難続きの運命を嘆きつつも前向きに生きており、教師として責任感のある行動を見せては暴徒に拉致された生徒達を救おうと懸命に頑張っている。今回も3度目として災害に巻き込まれるが、主人公の選択次第で運命が決まり、助けた場合は生徒達とその場を離れるために主人公にお礼を告げて別れる。また、見捨てた場合は炎上する倉庫に置き去りになり、消息不明になる。
; 羽月 大悟(はづき だいご)
: 声 - [[緒方賢一]]
: セントラルアイランドの建設工事を受注した「羽月建設」の社長で、氷川慶介の父親。本来羽月建設の規模では取れないような大きな仕事を獲得すると共に独占し、島の建設を足がかりに事業の拡大を狙って莫大な利益を得ることで私腹を肥やそうとしていたことが石沢の口から明かされている。羽月建設の規模では無理だったセントラルアイランドの建設工事の受注を取るために政府にパイプのある森田信輝に莫大な資金と妻を差し出した。その後はセントラルアイランドに欠陥あって大都市計画には不向きであることを知るとそれでも開発を続けさせる為に森田と共に事実を隠蔽する事を画策し危険性を訴え続けていた地質学者の石沢要一を策略よって学会から追放させた。また、森田の秘書である石沢景子が真相突き止めた事を知ると森田と共謀し口封じのために彼女を自殺に見せかけて殺害する。その後、セントラルアイランドの崩壊の際には島から逸早く脱出をしており、後に島の欠陥説からなる大地震の責任問題をマスコミに問われるが、事実を否認した上で島の住民たちに責任転嫁する形で「文句を言うぐらいなら、島に住まなければよかったんですよ!」と言い放つ<ref group="注">結果として羽月の娘という事になっている彩水に怒りの矛先を向けた避難民が暴徒と化す事になる。</ref>。彩水が生存し且つ彼女の好感度が高い場合のエピローグでは、事件後に全ての罪が公にされた事が明らかになるが、羽月大悟自身がどうなったかは不明である。
; 石沢 景子(いしざわ けいこ)
: 石沢要一の娘で、氷川慶介の婚約者。生前は、氷川の異母妹である羽月彩水のことを実の妹のように可愛がっていた。父を社会的地位から落とした森田グループと羽月建設の真実を暴くために母方の名字を使って森田グループに女性秘書として入社しており、後に真相を突き止めたものの、最後はそれに気付いた森田と羽月によって口封じのために殺された<ref group="注">表向きは横領がバレて自殺したこととされている。</ref>
; 柘植 明(つげ あきら)
: 前作(『絶体絶命都市2』)の主人公の一人であるタクシー運転手。今作ではマルチプレイのあるステージにさり気無く登場する。