「シャア・アズナブル」の版間の差分

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: その後、ララァ・スンの[[モビルアーマー]]・[[エルメス (ガンダムシリーズ)|エルメス]]と共に幾度か出撃する。二人は連邦軍宇宙艦隊を相手に戦果をあげたが、ニュータイプとして覚醒したアムロと、[[マグネット・コーティング (ガンダムシリーズ)|マグネット・コーティング]]を施されたガンダムに完敗{{efn2|マグネット・コーティング処理される前日の戦闘では互角の戦いだったので、シャアは「昨日までのガンダムとは違う」と驚愕している。}}。ララァは、ガンダムの[[ビームサーベル]]からシャアをかばい戦死する。この出来事はシャアとアムロの大きな遺恨となり、その後の二人の人生と、彼らの間の確執を決定づけた。
; アムロとの決戦
: [[宇宙要塞]]ア・バオア・クーでの決戦ではニュータイプ用モビルスーツ・[[ジオング]]に搭乗してSフィールドに出撃。連邦軍が要塞に取り付くのを阻止する任務には失敗するが、ガンダムと互角に戦い相討ちになる。そして要塞内部でアムロと生身で[[レイピア|剣]]を使って斬り合うが、駆けつけたセイラの説得中に爆発に巻き込まれ、戦いは中断される。この戦いでアムロから剣で額を突かれ、その傷跡は生涯消えることはなかった(「ヘルメットがなければ即死だった」と言っているように、[[ヘルメット]]のバイザーシールドと仮面で二重の防護になっていたため致命傷は免れる。アムロはシャアの剣に左肩を刺された)。
: その後、セイラに別れを告げると要塞から脱出し始めたザンジバルのブリッジにキシリアがいることを確認し、司令席に座ったキシリアに[[敬礼]]をする。シャアを視認したキシリアは、その直後にシャアに[[バズーカ]]で窓越しに撃たれて頭を吹き飛ばされ即死、ザンジバルも直後にサラミス級巡洋艦に砲撃されて轟沈した。
:: 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、キシリアよりニュータイプ部隊長を拝命するも全滅させられたことで顔向けできなくなり、ギレンの軍門に下る。ギレンもまた彼がキャスバルと知りつつ、ジオングを貸与することで手駒の一つに加えるが、間もなくキシリアはギレンを謀殺。ジオングを相討ちで失ったシャアはアムロとの決闘の後、自分の存在価値は仇討ちにしかないと考え、旗艦パープルウィドウに乗艦したキシリアを狙撃。その爆炎はドロス、そして要塞をも呑み込む。アムロとの決闘の際には元々白兵戦の経験がないアムロを圧倒するものの、かつて暗殺者に殺されそうになったかつての自分(エドワウ・マス)をアムロに、そしてかつての自分を殺そうとした暗殺者を今の自分にそれぞれ重ね合わせてしまい、錯乱。ニュータイプとしての素養から急速に白兵戦のコツを掴んだアムロに対し隙を見せる形となった。