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: 原作では老人と描写されており、口調もそれに見合ったものだった。アニメ版では、厳馬や重悟と同世代の中年男性として描かれていた。また煉に和麻の宿泊先のホテルを教え、後の誘拐計画に利用するという策士としての一面も描かれた。
: 表立って堂々と風牙衆を見下していた分家はもとい、特に宗家の厳馬と重悟を深く憎んでいる。穏健で流也の容態を気にかけていた重悟まで憎む辺り、兵衛こそ「古き因習」に取り付かれている節があった。
: 復讐の前準備として、ひとり息子の流也に上級妖魔を憑依させ、その事実契約によって自身も下位妖魔従える権限を得た。流也のことは「病床に就き気のため療養中」として人目につかせなことで隠蔽していた(も。そくは息子が本当に病を患っおり、その後、妖魔を憑依させたか)。和麻が帰国したのを機に、流也の風術で神凪の術者を殺害させ、その罪を和麻になすりつけようとしていた(ただし、神凪一族宗家出身者でありながら、神凪一族から激しく迫害されていた和麻本人に対しては唯一憎悪は向けておらず、むしろ自分達と同じ神凪の「力に奢る者の傲慢」を身を持って知る同士とも見ていた。そのため、和麻に関しては本来こちら側の人間との感情も持ち合わせていた。しかし自身の陰謀を隠すためのスケープゴートとして利用した挙句命乞いの際の言葉である)。
: 息子を手駒としているだけではなく(それでも息子のことは流也と名前で呼んでおり)、自分自身をも妖魔化させている。更には歯向かう風牙衆も洗脳し、同じく駒としている。神凪への復讐のためには自己犠牲すらもいとわない。ず、徹底して力に固執した考えを見せている。神凪の炎を「浄化の炎」とたとえており、同じく風牙の風を「穢土の風」とたとえている。「俗世にまみれ、我欲を満たすが我らの正義!」と主張しており、そのためには息子のひとりふたり悪魔に売り渡すくらい惜しくないと豪語していた
: 煉を神の復活の生贄に捧げようと刺客に拉致させた。その後、煉との[[一騎討ち]]で敗北。和麻がコントラクターの力を使った影響により流也が苦しみだし、その影響が兵衛にまで伝わり隙ができたところを煉に密着され、猛烈な業火で断末魔の叫びすらも焼き尽くされて消滅した。アニメ版での最期は、復活し憎悪に狂った「神」の力により部下たちと共に死亡するという末路を遂げた。そのため煉との戦闘はなく、自らもまた「復讐心」の犠牲となって死亡した。また煉は流也の影響により出現した妖魔の群れと戦っていたため戦闘には参加しない。
: 神凪の炎を「浄化の炎」とたとえており、同じく風牙の風を「穢土の風」とたとえている。「俗世にまみれ、我欲を満たすが我らの正義!」と主張しており、そのためには息子のひとりふたり悪魔に売り渡すくらい惜しくないと豪語していた。後に自らも妖魔化していたことが明かされた。
: 老練の風術士で、姿を隠して相手を撹乱する戦法を得意としている。武器は人体の肉程度なら容易く切断できる風の刃。また煉が放った炎の雨を受けても耐え抜く凌ぐほどの耐久を持つ。妖魔化した時には浅黒いグロテスクな肌を持つ人型の怪物となる。上述の通りこの姿はアニメ版では未登場
: 煉を神の復活の生贄に捧げようと拉致。その後、煉との[[一騎討ち]]で敗北。和麻がコントラクターの力を使った影響により流也が苦しみだし、その影響が兵衛にまで伝わり隙ができたところを煉に密着され、猛烈な業火で断末魔の叫びすらも焼き尽くされて消滅した。アニメ版での最期は、復活し憎悪に狂った「神」の力により部下たちと共に死亡するという末路を遂げた。そのため煉との戦闘はなく、自らもまた「復讐心」の犠牲となって死亡した。また煉は流也の影響により出現した妖魔の群れと戦っていたため戦闘には参加しない。
: 老練の風術士で、姿を隠して相手を撹乱する戦法を得意としている。武器は人体の肉程度なら容易く切断できる風の刃。また、煉が放った炎の雨を受けても耐え抜くほどの耐久力を持つ。妖魔化した時には浅黒いグロテスクな肌を持つ人型の怪物となる。上述の通りこの姿はアニメ版では未登場。
:「超解!」によれば元々は神凪一族に忠実に仕えていたが、服従を強いられ侮蔑の視線を向けられ続けた結果、積年の恨みから反旗を翻したという。
: イラストレーターの設定資料では忍者の頭領風の容姿であり、頭頂周りが禿げ上がった老人だった。初期デザインは動きやすさ重視にとジャージ姿だったが、編集の方から却下されたという。イラストの方は実際の本編では使われることがなく、納戸花丸の画集に掲載されている。「老人」だったためアニメ版とは容姿が異なる。
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: 年齢は不詳だが十年前の写真は「少年」と語られている。
: 美形だが表情はなく、終始能面じみた無表情。全身を黒尽くめの衣装に身を包んでいるが、それ以上にまとう妖気は闇よりも黒い。決着直前では妖魔としての正体を現し、粘土を人型にこねたような不気味な姿となった。
: 性格は冷酷にして残虐。命を壊すことに快感を覚えるらしく、すでに死体となっている慎治らを細切れに切り刻んだり、ホテルを輪切りにして数百人をまとめて殺害。さらには仲間である風牙の術者も、武哉と慎吾ごと切断して殺害した(仲間を巻き込んでしまったのではなく意図的に狙って殺害している)。また、和麻に罪を着せるという目的もどうでもいいらしく、何度も彼の不意をついて殺しにかかっていた(ただしアニメでは和麻の背後を取ったにもかかわらず攻撃対象から外すなど、兵衛の目的に従っている。またホテルに泊まった和麻を監視していた)。
: 和麻の帰国を機に、彼に罪を押し付けるために風術で神凪一族の炎術師を7人(アニメでは5人)も殺していた。すでに流也の意識はどこにも残っておらず、肉体もプロレスラーが即死するほどの攻撃を受けてもものともせず、頭部を強打しても脳震盪も起こさない。
: 和麻もさすがに今の流也には同情を禁じえなかったらしく、息子は力を手に入れたと誇る兵衛に対し「あいつは何も手に入れていない。すべてを失っただけだ」と返している。
: 肉弾戦と風術により遠近のどの間合いにも対応した戦い方が可能。和麻によれば「20キロ先から攻撃することも容易」とのこと。
: 戦法は、10本の爪を伸ばして瞬時に剣へと変え、その膂力と切れ味を武器に接近戦を仕掛けてきたり、妖気で狂わされた風の精霊による、漆黒の風の刃で瞬く間に標的を切断すること。最強の風術師である和麻も、狂った風の精霊には干渉することができず苦戦を強いられた(狂ったものをどうやって操っているのかという綾乃の疑問に対し、和麻は「狂ったもの同士、気が合うんだろう」と答えている)。
: 爪の強度は炎雷覇でも切断できないほど。ただし、恐れを捨てた綾乃の斬撃には歯が立たず、10本全て切断されてしまった。
: ほか、強力な自己再生能力を持つ。片腕を切断されても、神経と筋繊維が瞬く間に結合し、数秒で傷跡も消えてしまう。また、切断された腕を操作して奇襲攻撃にも使用できる。
: 必殺技は、自然の猛威を地上に顕現し5本の竜巻の余波で周囲を破壊する。この技を前にした綾乃は愕然としたが、和麻の機転で放たれた[[ダウンバースト]]によって破られてしまう。結果、山の形が大きく変わってしまうほどの災害が起こった。
: 最終決戦の地・京都。その山中にある神凪の聖地こと火之迦具土(ほのかぐつち)を祀る山にて、コントラクターの力を解放した和麻の援護によって力をそがれ、最後は綾乃の炎によって妖魔共々滅殺される。しかし一度は綾乃を余裕で破っており、彼女からは「最強最悪の風術師」として記憶に深く刻み込まれている。
: アニメ版では和麻に近い容姿や服装をしており、長く伸ばした後ろ髪をうなじのところで一本に束ねている。肌は生気の失われた緑色で、顔には血管が浮き出ており不気味な嘲笑が刻まれている。妖魔化する前の写真がアニメでは描写されており、髪型は和麻と似ているが肌が白く頬も痩せてやつれた青年だったことから本当に病気だったようである。また上級妖魔に憑依されたという設定自体がなくなり、自ら兵衛に協力しゲホウ様(原作における「神」)の妖気を取り込んだことで力を手に入れたというものになっている。それも兵衛によれば微弱な妖気だったという。煉によってゲホウ生贄封印失敗し解かれ、封印に近づいたことで妖気が共鳴を起こし、引き寄せあったことでその身にゲホウ様を宿すこととなった。合一後の形態は緑の肌をした巨人へと変貌し、風術も使用する。しかし長い年月封印されたことでゲホウ様には正気はなく、自分を封じた神凪に対する憎悪しか残っていなかった。手始めに味方である風牙衆を兵衛ごと抹殺し、続いて分家を滅ぼすべきく移動した。
: 戦闘スタイルも原作とは異なり、殴る・突くなどの拳による近接戦闘が主体となっている。また腕を切断された際は悲鳴を上げて苦しむなど「痛覚」がある描写がされた。
: イラストレーターの設定資料では、もみあげが長く父親似の容姿のためアニメ版とは異なる。小説内では彼のイラストは描かれず、納戸花丸の画集などに収録されている。
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:: 補助技。高速で上昇しあっという間に姿を消してしまう。和麻の力をもってしても後を追うことも風で尾行することもできなかった。アニメでは渦巻く風で自身を包み姿を消すという演出がされ、瞬間移動のように描かれた。綾乃との戦闘ではこの技を使って背後をとった。
:; 自己再生
:: 切断された腕を瞬く間に繋ぎ合わせるほどの再生速度を誇る。アニメ版では未使用。
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