「半導体素子」の版間の差分

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== 特徴 ==
半導体素子が普及する以前は子機器内の気回路における能動素子として[[電子管]]([[真空管]]など)が使われていた。
しかし半導体素子には次のような特徴があり、殆ど特定分野で用途・領域を除き電子管を代替した。
 
* 固体素子であり、真空管のように真空空間の確保、熱電子放出の機構を必要としない。
* 消費電力が少なく、電源投入と同時に動作する。
* 低温小型化、集積化が可能動作すため寿命。電力消費少ない。
* 製造工程で組み立て的な作業を回避可能で、量産、生産性向上に適している。
* 固体であるため[[振動]]や[[加速度]]に強く信頼性が高い。
* 機械的機構が無いため [振動]]や[[加速度]]の機械的条件に強く、低温動作も含めて長寿命化、信頼性確保の観点で有利である。
* 真空管と比較して必要な体積・面積が小さい。
 
当初真空管に比べて不利とされていた弱点についても、それを補う方法が開発された。