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'''直観'''(ちょっかん、Intuition)とは、知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ、[[推論]]、[[類推]]など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な[[認識]]の形式である。
 
また直観は、[[合理性|合理]]的かつ[[分析]]的な思考の結果に概念化された知識の実体が論理的に介在する(すなわち思考や、[[概念]]という仲介物が知識の持ち主と対象の間に論理的に置かれる)ようなすべての知識の形式、とは異なっている。
 
[[パース]]の言う[[アブダクション]]という仮説形成の操作にも直観作業が用いられていると考えられている。この場合、経験や知識と前提への理解が無意識に落とし込められるほど強い場合、意識せずとも正しい認識に至ること。
 
簡潔に言えば直観というものを完全否定していたパースでさえ自らの考え方に直観の能力を使っていたということである。