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== 文化 ==
3世紀のものと思われるアクスムの戦勝碑には、[[ゼウス]]、[[ポセイドーン]]、[[アレース]]など、[[ギリシア神話|ギリシャの神]]の名が見られる。この事から、この時代の王は、[[古代ギリシア|ギリシャ]]や[[古代ローマ|ローマ]]など、[[地中海世界]]の影響を強く受けていたと考えられている<ref>{{cite news |title=エチオピアは、ユダヤ教と原始キリスト教、7世紀からはイスラーム、そして今はプロテスタントが共存するまれにみる「宗教多様性」の国|newspaper=[[ZAI ONLINE|ダイヤモンドZAi]] |date=2019-10-4|url=https://diamond.jp/articles/-/216668 |accessdate=2019-12-22 |author=橘玲}}</ref>。西暦325年ごろエザナ王の下で、王国はそれまでの多神教の信仰に代わってキリスト教を受容した。[[エチオピア正教会]]の典礼では現在でもアクスム王国の言語である[[ゲエズ語]]が用いられている。アクスムは[[プレスター・ジョン]]伝説の候補地の一つとして挙げられていた。
 
アクスムは国際的に且つ文化的に重要な国だった。エジプト、スーダン、アラビア、中東、インドといった様々な文化が集う場所で、アクスムの都市には[[ユダヤ教徒]]やヌビア人・[[キリスト教徒]]・[[仏教徒]]さえいた。