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'''ナワシロイチゴ'''(苗代苺、学名:''Rubus parvifolius'')とは、[[バラ科]][[キイチゴ属]]に分類される[[植物]]の一種。別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ、ウシイチゴ<ref name="ishikawa">{{Cite web|url=http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/tree/data/nawasiri.html |title=ナワシロイチゴ |publisher=[[石川県]] |accessdate=2011-09-14}}</ref>
 
== 特徴 ==
[[ファイル:Rubus parvifolius in Mount Ibuki 2011-07-24.jpg|thumb|left|150px|ナワシロイチゴの果実([[伊吹山]])]]
茎は木質化するが、立ち上がらず、他の草の上に覆い被さるように育つ。その茎から出る枝は短く立ち上がる。茎には棘がある。葉は3出複葉、時に5出、あるいは繋がって三裂の場合もある。小葉の葉先は丸く、あらい二重の鋸歯がある。葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。葉裏は白い綿毛を密生する。葉は落葉性。
 
花は短く立ち上がる枝の先に散房状につく。花は赤っぽい紫だが花弁が小さいので目立たない。[[苗代]]の頃に赤い実が熟すため、この名がある。花期は5-6月<ref name="ishikawa" />。日当たりの良いところに生え、雑草的に生育する。赤紫色の[[花]]をつける。果実は食用になり、生食には向かないが、[[砂糖]]を加えて[[ジャム]]にすると美味。