「後房雄」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
埴谷淳 (会話 | 投稿記録)
m 経歴の変更
左脳 (会話 | 投稿記録)
埴谷淳 (会話) による ID:75517247 の版を取り消し
タグ: 取り消し
1行目:
'''後 房雄 '''(うしろ ふさお、[[1954年]][[6月24日]]<ref>『[[読売年鑑]] 2019』(読売新聞東京本社、2019年)p.295</ref> - )は、[[日本]]の[[政治学者]]、[[行政学者]]。[[愛知大学]]地域政策学部教授。
 
== 来歴 ==
[[富山県]]出身<ref>『[[読売年鑑]] 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.303</ref>。1977年、[[京都大学法学部]]を卒業後、1982年に[[名古屋大学大学院法学研究科]]博士後期課程を単位取得退学。大学院では[[マルクス主義]]政治学の大家[[田口富久治]]教授に師事。同年名古屋大学大学法学部助手文部教官に任官。その後、助教授を昇格を経て、1990年に教授昇格。
1982年に[[名古屋大学大学院法学研究科]]博士後期課程を単位取得退学。{{reflist}}
 
専門はNPOや[[マルクス主義]]政治学、[[イタリアの政治|イタリア政治]]などで、「マルクス主義国家論の新展開と行政研究の視角」などの論文がある。
 
[[日本行政学会]]理事、[[日本NPO学会]]理事、[[1997年]]~[[2004年]]、2006年~現在まで市民フォーラム21・NPOセンター代表理事も務める。
 
==名古屋市政との関わり・発言==
2009年4月の名古屋市長選では、[[河村たかし]]陣営のマニフェスト作成において中心的な役割を果たし、市長当選後に「市長の戦略チーム」として河村が立ち上げた諮問会議の事務局長に就任。<ref>朝日新聞2009年6月13日</ref>
 
== 著書 ==
=== 単著 ===
*『グラムシと現代日本政治--「受動的革命」論の思想圈』([[世界書院]]、1990年)
*『政権交代のある民主主義--小沢一郎とイタリア共産党』([[窓社]]、1994年)
*『「[[オリーブの木]]」政権戦略--イタリア中道左派連合から日本政治へのメッセージ』([[大村書店]]、1997年)
*『NPOは公共サービスを担えるか―次の10年への課題と戦略』([[法律文化社]]、2009年)
*『政権交代への軌跡―小選挙区制型民主主義と政党戦略』([[花伝社]]、2009年)
 
=== 共著 ===
*『政治学と現代世界』([[御茶の水書房]]、1983年)
*『転換期の福祉国家と政治学(年報政治学1988)』([[岩波書店]]、1989年)
*『ケインズ主義的福祉国家 先進6ヵ国の危機と再編』([[青木書店]]、1989年)
*『国際化時代の行政(年報行政研究24)』([[ぎょうせい]]、1990年)
*『グラムシの思想空間 グラムシの新世紀・生誕101年記念論集』([[社会評論社]]、1992年)
*『グラムシと現代世界』(社会評論社、1993年)
*『新保守主義下の行政(年報行政研究28)』(ぎょうせい、1993年)
*『講座現代の政治学第3巻 現代政治の理論と思想』(青木書店、1994年)
*『現代日本の法と政治』([[三省堂]]、1994年)
*『講座行政学第3巻 政策と行政』([[有斐閣]]、1994年)
*『非営利協同の時代』([[シーアンドシー出版]]、1995年)
*『55年体制の崩壊(年報政治学1996)』(岩波書店、1996年)
*『ウォルフレンを読む』(窓社、1996年)
*『NPOと新しい協同組合』(シーアンドシー出版、1996年)
*『連立政治 同時代の検証』([[朝日新聞社]]、1997年)
*『比較・選挙政治 90年代における先進5カ国の選挙』([[ミネルヴァ書房]]、1998年)
*『行政-NPOの協働関係と事業委託のルール』([[市民フォーラム21・NPOセンター]]、2001年)
*『行政の新展開』(法律文化社、2002年)
*『政治の構造改革 政治主導確立大綱』([[東信堂]]、2002年)
*『事業委託におけるNPO-行政関係の実態と成熟への課題』(市民フォーラム21・NPOセンター、2003年)
*『NPOは自治体を救えるか!? 改革市長の「小さな自治体」構想』(市民フォーラム21・NPOセンター、2003年)
*『市民が作った市政の通信簿 - 東海市まちづくり指標のすべて』(市民フォーラム21・NPOセンター、2004年)
*『新版 比較・選挙政治--21世紀初頭における先進6カ国の選挙』(ミネルヴァ書房、2004年)
*『分権社会の到来と新フレームワーク』([[日本評論社]]、2004年)
*『市民参加型社会とは 愛知万博計画過程と公共圏の再創造』(有斐閣、2005年)
 
=== 編著 ===
*『大転換 - イタリア共産党から左翼民主党へ』(窓社、1991年)
*『NPOがよくわかる本 - はじめてNPOにふれる人のために』(市民フォーラム21・NPOセンター、2002年)
*『イギリスNPOセクターの契約文化への挑戦 - コンパクトと行政-NPO関係の転換』(市民フォーラム21・NPOセンター、2004年)
*『事業委託のディレンマとNPOの戦略 - 協働の理念から実践へ』(市民フォーラム21・NPOセンター、2004年)
*『NPOは公共サービスを担えるか? NPO、企業、行政、組合からみた指定管理者制度』(市民フォーラム21・NPOセンター、2005年)
 
=== 訳書 ===
* [[ボブ・ジェソップ]]『プーランザスを読む マルクス主義理論と政治戦略』([[合同出版]]、1987年)
* [[ヴィクトリア・デ・グラツィア]]『柔らかいファシズム--イタリア・ファシズムと余暇の組織化』(有斐閣、1989年)
* [[ピエトロ・イングラオ]]『イタリア共産党を変えた男--ピエトロ・イングラオ自伝』([[日本経済評論社]]、2000年)
* [[ジュリアン ルグラン]]『準市場 もう一つの見えざる手―選択と競争による公共サービス』(法律文化社、2010年)
 
== 脚注 ==
{{reflist}}
 
== 外部リンク ==
* [http://www.nomolog.nagoya-u.ac.jp/teacher/professor/ushiro.html 名古屋大学法学部・法学研究科|教員紹介|後 房雄]
* [http://www.sf21npo.gr.jp/index.html 市民フォーラム21・NPOセンター]
 
{{Normdaten}}
 
{{デフォルトソート:うしろ ふさお}}
[[Category:日本の政治学者]]
[[Category:行政学者]]
[[Category:名古屋大学の教員]]
[[Category:愛知大学の教員]]
[[Category:日本共産党の人物]]
[[Category:マルクス主義者]]
[[Category:イタリア社会主義|研うしろ]]
[[Category:京都大学出身の人物]]
[[Category:富山県出身の人物]]
[[Category:1954年生]]
[[Category:存命人物]]