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定常宇宙論は、[[一般相対性理論]]の下では静的な宇宙は存在できないという理論的計算や、宇宙が膨張していることを示す[[エドウィン・ハッブル]]の観測を受けて考え出された。定常宇宙論では、宇宙は膨張しているにもかかわらず時間とともに変化しないと主張する。この主張が成り立つためには、宇宙の密度を不変に保つために新たな物質が時間とともに絶えず生成されている必要がある。
 
この理論で必要な物質生成の速度は、1年間に1km<sup>3</sup>あたりおよそ[[水素]][[原子]]1個程度という非常に小さな割合で十分なため、このような物質生成が直接観測されていないことはこの理論の問題にはならない。新たに物質が生まれるということから[[質量エネルギー保存の法則]]を破ってはいるものの、定常宇宙論には多くの魅力的な特徴がある。最も特筆すべき性質は、この理論では宇宙の始まりを必要としない点である。
 
== 銀河の生成 ==