「クワシオルコル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
122.215.191.160 (会話) による ID:73435009 の版を取り消し。たぶんいたずら。
タグ: 取り消し
Dngioi20 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
[[File:Kwashiorkor 6180.jpg|right|thumb|175px|クワシオルコルの症状を呈した幼児。脱毛、[[浮腫]]、成長不良、体重減が見られる]]
'''クワシオルコル'''([[英語]]・[[フランス語|仏語]]:kwashiorkor、[[ドイツ語|独語]]:Kwashiorkor、'''クワシオルコール'''あるいは'''クワシオコア'''とも表記する)は[[栄養失調]]の一形態。原因はいくつか考えられているが、一般には[[タンパク質]]の摂取量が十分でないためにおきるとされている<ref>{{citeweb|url=https://www.almediaweb.jp/glossary/0256.html|title=クワシオルコル:医療・ケア 用語集 |publisher=アルメディアWEB |accessdate=2020-01-01}}</ref>。大部分の症例は1歳から4歳の[[小児]]に見られるが、より年長の[[児童]]や成人でも見られることがある。[[ジャマイカ]]の小児科医シシリー・D.ウィリアムズ(Cicely D. Williams)が、[[1935年]]に医学[[学術雑誌|雑誌]]『[[ランセット]]』に投稿した記事のなかでこの語を用い、専門用語として認知されるようになった。<ref>{{cite journal |author=Williams CD |title=Kwashiorkor: a nutritional disease of children associated with a maize diet |journal=[[ランセット|Lancet]] |volume=229 |issue= |pages=1151–2 |year=1935}}</ref>
 
[[授乳|授乳期]]の乳児は、成長に不可欠なある種の[[アミノ酸]]を[[母乳]]から得ている。乳児が乳離れして[[離乳食]]を摂るようになったとき、その食物に含まれる栄養分が[[デンプン]]や[[炭水化物]]中心でタンパク質に乏しければ、子どもがクワシオルコルを発症する可能性がある。このような摂食状態は、デンプン質に富んだ[[野菜]]を主な食物とする地域や、[[飢饉]]に見舞われた地域でよく見られる。