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ある日、ジャランダラの宮殿を[[ラーフ]]が訪れた際、ジャランダラは頭部のない彼の姿を目にした。
ジャランダラは側近であるアスラの導師[[シュクラ]]にその理由を訊くと、シュクラは[[乳海攪拌]]のことを語り、ヴィシュヌがラーフの首を跳ねたことや、神々がアスラを騙して[[アムリタ]]とその他の様々な財物を掠め取ったと説明した。
この話を聞いて怒ったジャランダラは、天界のインドラに使者を出し、「乳海攪拌時ので生じた財物は本来は自分の物だ」と主張してその返還を求めたが、インドラは歯牙にもかけずに拒絶したので、ジャランダラはアスラの軍隊を率いて天界に進軍した。
 
ジャランダラと彼が率いるアスラ軍は圧倒的な強さで神々を圧倒し、インドラを天界から追い出した。続いて逃亡中の神々から要請を受け、ジャランダラに戦いを挑んできた[[ヴィシュヌ]]をも屈服させた。