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特に北米では2006年の時点で東映・葦プロ・ぴえろなどの古典的な魔法少女アニメが殆ど公開されず、知名度はほぼ皆無である。北米向きにローカライズされた『[[おジャ魔女どれみ]]』が[[4Kids TV]]で放映された例を除けば、『[[魔法のステージファンシーララ]]』などごく僅かな比較的マイナー作品が例外的に深夜の有料テレビで放送されたり、DVD発売<ref>[http://www.animenewsnetwork.com/encyclopedia/releases.php?id=3183 Fancy Lala - Complete Collection (DVD 1-6 of 6) - Anime News Network]</ref>がされたものの、歴史的にも重要な『[[魔法のプリンセスミンキーモモ]]』(空モモ・海モモ)さえ正式な紹介には至らず、DVDも商業的には成功しなかった<ref>[http://www.animenewsnetwork.com/news/2005-01-11/bandai-discontinues-collections Bandai Discontinues Collections - Anime News Network]</ref>。ただしミンキーモモのOVA『夢の中の輪舞』は吹き替え版の子供向けVHSが北米でも発売されたようだが、一般の認知は著しく低い<ref>[http://www.amazon.com/Magical-Princess-Gigi-Hiroshi-Watanabe/dp/6302191696 Amazon.com: Magical Princess Gigi Hiroshi Watanabe (II): Video]</ref>。
 
イタリアなどヨーロッパの一部では、東映・葦プロ・ぴえろに代表される非戦闘系の魔法少女アニメの多くが一部編集された上で吹き替え放映された。そのためこれらの国のアニメファンは、''mahō shōjo'' ないし ''majokko'' という言葉を日本語とほぼ同じ意味で使う。
 
[[2000年代]]に入ると、海外でもセーラームーンの影響を受けて戦闘美少女の流れを汲んだ魔法少女作品が作られるようになる。
 
最初に作られたのはイタリア人漫画家のエリザベッタ・グノーネが発表した、魔法のペンダントで異世界のガーディアンに変身する少女たちが悪と戦う『[[ウィッチ -W.I.T.C.H.-]]』(2001〜2012。日本では[[飯田晴子]]が漫画化)で、フランスの制作会社が[[2004年]]から[[2006年]]までアニメ化した。日本で『ふたりはプリキュア』が放送開始した2004年には、[[イタリア]]のアニメ製作会社Rainbow S.r.l.が妖精に変身する魔法学園の少女たちの恋と戦いを描いた『[[Winx Club]]』(2004〜現在。日本未放映)を制作し、これまでにコミック化・映画化・舞台化もされている。[[2014年]]にはフランスで、地球でガールズバンドを結成した魔法の国の王女たちの悪との戦いを描く『[[:en:LoliRock|LoliRock]]』(2014年〜現在。日本未放映)がスタートし、いずれも魔法の力に選ばれたティーンエイジャーの少女が悪と戦うという内容になっている。