「Lint」の版間の差分

int foo(voidint count) {

int sum = 0;

if for (sumi >= 1001; i <= count; ++i) {

return sum += i;

}

return sum;

上記の例の場合、<code>foo()</code> は、<code>sum</code> が100以上であれば値を返すが、それ以外の時には値を返さない。これはC言語の構文的には合法だが、実行時エラーなどの未定義動作を引き起こす。そのため、lint では警告が出る。

ただ、{{いつ範囲|date=2019-08|最近}}のコンパイラは、細かな警告やエラーを出す機能が強化されているため、以前は lint を使わなければ検出できなかった類のミスも、コンパイル段階で検出できるようになっているものがある。上記の例は、[[Microsoft Visual C++]]では既定で C4715 の警告が生成され、コンパイルオプション<code>/we"4715"</code>を指定することでコンパイルエラーになり、る。[[GNUコンパイラコレクション|GCC]]や[[Clang]]ではコンパイルオプション<code>-Wreturn-type</code>を指定することで警告になり、また<code>-Werror=return-type</code>を指定することでコンパイルエラーになる。