「計器着陸装置」の版間の差分

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== 日本での運用状況 ==
[[日本]]の1500m以上のジェット化空港には、最低1本の滑走路の少なくとも片側にフルILS(現在国土交通省管理のILSではMKRはCATⅡ空港のIMのみ<ref>{{Cite web|url=http://www.mlit.go.jp/common/001264274.pdf|title=ILSの概要|accessdate=20190922|publisher=国土交通省}}</ref>)が設置されているケースが多いが、[[富山空港]]・[[南紀白浜空港]]・[[出雲空港]]・[[徳之島空港]]・[[福江空港]](ただしローカライザーは両方に設置されている)・[[対馬空港]]・[[大島空港]]・[[八丈島空港]]などはローカライザー+T-DMEのみでグライドパス未設置。また[[信州まつもと松本空港]]は未設置([[超短波全方向式無線標識|VOR]]/DME非精密進入)。また、日本で唯一、民間[[パイロット (航空)|パイロット]]の訓練空港である[[下地島空港]]([[沖縄県]])にはILSが両側に設置されており、これは[[東京国際空港]]などの大規模空港を含めても数少ない例の一つである。設置出来ない主な理由は、地形や滑走路長などである。ILSが利用できるためには少なくとも10nm程度のグライドスロープが延ばせる必要があり、これが山などに遮られる場合は、ILSが設置できない。
 
またローカライザとグライドスロープを両方装備している空港であっても、計器進入方式でローカライザのみ使うよう指定される場合もある。例えば過去の[[東京国際空港]]で深夜にILSを使う場合、方位のみローカライザで誘導し高度は航空機の高度計とDME距離で制御する方式がとられていた([[オートパイロット]]はほとんどの場合降下率を設定できるので精密といえないまでも実用的な降下プロファイルが得られる)。現在の東京国際空港は陸上を通過しない深夜用のILS進入コースが設定され、特別なローカライザ進入は行っていない。