「糖鎖」の版間の差分
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アミロースや[[アミロペクチン]]、[[グリコーゲン]]などは、グルコースを多数結合させて、体内でのエネルギー源として保存しやすい形に蓄積したものといえる。またセルロースや[[キチン]]、[[ヒアルロン酸]]などは丈夫な繊維になるため、動植物の体を構築する素材として重要である。
細胞表面にも[[シアル酸]]を含むガングリオシドなどの糖鎖は存在しており、これらは[[細胞接着]]、抗原抗体反応、[[ウィルス]]の感染など細胞のコミュニケーションに重要な役割を担う。例えば[[血液型]](ABO式)の違いを作り出しているのも、糖鎖の構造の差である。また生理活性を持つ低分子の中にも糖鎖を持つものがあり、これらはDNAの特定の配置を認識して結合するなどしてその作用をアシストしている。
==構造の多様性==
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